2015年10月21日。記念すべき日。
そう、この日は、あの世界的な名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2』で、主人公の高校生マーティー・マクフライとエメット・ブラウン博士(通称:ドク)が、1985年からデロリアンに乗ってタイムスリップしてきた日なんですよ!
ちまたでは、「バック・トゥ・ザ・フューチャーの日」といわれてるみたいですね。
映画の元の舞台は1985年の設定で、映画公開時は1989年でした。今から考えれば、26年前の映画になるんですね。
それにもかかわらず、バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)の人気は未だに健在で、UFJの「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」も人気だし、映画も今でも愛され続けているスティーブン・スピルバーグ氏の最高傑作の一つといえるでしょう。
マーティーがタイムスリップしてきた未来の時間は、正確にいうと、アメリカ時間の2015年10月21日午後4時29分。日本でいえば時差が16時間あるので、22日午前8時29分ですね。
その時間きっかりを目指して、映画をつけたり、BTTFのイベントに参加された方も多いと思います。
実際、「バック・トゥ・ザ・フューチャー記念日」として、世界各地でいろんなイベントが行われたみたいです。
世界各地で「バック・トゥ・ザ・フューチャー記念イベント」開催
ニューヨークをデロリアンが走る!
まず、本場アメリカでは、21日当日、配車サービスを展開するLyftが、1日限定企画として大都市ニューヨークにて、デロリアンの無料配車キャンペーンを実施したらしい。
無料とはいえ、すごい倍率だったでしょうね。この日のために現存するDMC-12タイプのデロリアンを必死に集めたんだとか。
しかも洒落ているのが、Lyftのアプリで配車を依頼する際に、「マクフライモード」っていう映画の主人公マーティー・マクフライの名が用いられてるところ。さすがアメリカ。ユニークな企画をやりますね。
映画と同じ、ゴミを燃料にしたデロリアンが公開
日本国内でも、21日当日、なんとタイムマシンである”デロリアン”を再現した車が公開されました。映画では、バナナや飲み残しのジュースなどのゴミをリサイクルした燃料で動きますが、それも再現して、古着のバイオエタノールをエネルギーとして再利用して動くらしい。すごいこだわりよう。
憧れのデロリアン。ドアが「ウィーン」って上に開くのもカッコイイですよね。
それにしても、イベントで開発されたデロリアンはどっちもすごいリアルだな。外見なんて映画のデロリアンそのものだし、内部もタイムキットも載せてるっぽいね。あとは、フラックス・キャパシターが装着されればいいだけですね!
USJでも大盛り上がり
日本国内で、バック・トゥ・ザ・フューチャーといえば、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のアトラクションが有名です。
21日当日の午後4時29分には、アトラクションの前に総勢約300人のファンが集い、「バックトゥザフューチャー!」と大歓声で盛り上がったとのこと。ハロウィンイベントとも重なってるので、マーティーのコスプレをした人も多いみたいで、このパーティーも楽しそう。
マイクロソフトも公式サイトでスペシャルコンテンツ実施
企業でもこの記念イベントに参加しようと、スペシャルコンテンツを公開しているところが多いとのこと。
中でも、アメリカのMicrosoft(マイクロソフト)では、公式サイトにてサプライズコンテンツを公開していて、まず公式サイトにアクセスし、トップページの画面上で「OUTATIME」と入力すると、バック・トゥ・ザ・フューチャーをイメージしたスペシャルムービーが再生され、その後自社の製品である拡張現実ヘッドセットのページへリンクするというイベントを実施しています。
これ実際にやってみましたけど、BTTFファンにとってはこういうちょっとしたコンテンツでもテンション上がります。
Microsoft – Official Home Page
”未来のアイテム”もどんどん実現し始めてますね
そして、デロリアンだけではなく、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」に登場したさまざまな未来のアイテムもどんどん実現化され始めてるみたい。
ホバーボード
正直、この商品が開発されたことが一番嬉しいかも。
マーティーが未来の世界で、ビフの孫であるグリフたちから逃げるため使ったのが、空飛ぶスケートボード「ホバーボード」。
このホバーボードを、レクサスがついに開発したことが今年突然発表されました。
これは、磁力の力を利用して浮いてるらしく、あらかじめ地面には強力な磁石が埋め込まれているところでないとまだ機能しないらしいです。リニアモーターカー的な感じ?
でも、未来のホバーボードに一歩、いや十歩くらい前進してますね。
自動で靴ひもが締まるNIKEのスニーカー
米国時間21日に合わせて発表されたのが、映画の中で主人公マーティーが履いた、自動で靴ひもが締まるNIKE(ナイキ)のスニーカー。その靴がなんと、「THE 2015 NIKE MAG」という商品名で、2016年春に数量限定で発売することが発表されました。
これもめっちゃ欲しい。マーティーを演じたマイケル・J・フォックスへ直接スニーカーの実物をプレゼントしている動画も公開されています。めちゃくちゃプレミアつきそうだなー。
未来型ペプシ・コーラ
そして、10月上旬には、ペプシから未来のペプシ「PEPSI PERFECT」が発売されることが発表されました。これは、未来の飲食店で、マーティーが注文したコーラですね。
見た目も完璧に再現されていて、映画同様の透明ケースにも入ってるらしいです。
ぜひ飲んでみたい。味は一緒なのかな。CMの動画も映画をイメージしてて面白いです。
The Future is Now | Back to the Future Part II | Pepsi Perfect - YouTube
とにかくもう一度映画を観よう
2015年、映画が公開された1989年の頃は、30年後の未来はすごい科学都市になることをイメージしていたんでしょう。車が空を飛んでて、服は自動で乾いて、ピザは一瞬で巨大化されて、バーチャル映像もいたるところにあって(ジョーズは19作も作られてて)。
映画と比べて、まだ車は空を飛んでないし、気象庁の予報は当たらないこともある。でも、インターネットが普及し、スマホやタブレットが爆発的に広まり、世界中で想像もしなかった発展が急速に進んでいる。その点は、映画の中以上のものがある。そういう意味では、未来を生きる我々には、これからも平和に発展していく義務と夢があるんだと思います。
今回の『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』はもちろんのこと、『バック・トゥ・ザ・フューチャー1』、さらに『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』も徹夜で観ようか。
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