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ドラえもんの超おすすめ映画をランキング形式で紹介する

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ドラえもんの映画は、子供から大人まであらゆる世代において分け隔てなく愛され続けており、1980年に第1作が公開されて以降、現在に至るまで約36作品が公開されています。

 

数多くあるドラえもんの映画は、それぞれ、それを観る僕たちに、勇気、感動、笑い、そして夢を与えてくれます。

 

今回は、1980年に公開された第1作『のび太の恐竜』から、2004年に旧ドラえもん映画で最後に公開された第25作『のび太のワンニャン時空伝』までの合計25作品の中から、厳選に厳選を重ね、中でも特におすすめしたい作品をトップ12でご紹介したいと思います。

 

ランキング形式にしたものの、正直どれも大好きな作品ばかりなので、甲乙つけがたいです。
冒険ストーリーに主眼を置くか、感動部分に主眼を置くかなど、見る方の重視するポイントでも順位は変わってくるかと思います。

 

しかし、今回はあえて、僕の独断と偏見、そして直感で、順位付けをしてみました。

 

まだ見たことがない映画作品も、以前見たことがある映画作品も、改めて観てみようと思う機会になれば嬉しいです。

 

では、どうぞ!

 

※映画そのものを実際に観て楽しんでいただきたいと思っておりますので、なるべくネタバレしないように努めて書いておりますが、作品を紹介するにあたり、一部ネタバレを含む部分もあります。ご注意ください。

 

あと、書いててテンション上がりすぎて、意味がわからない文になってるところ多々あると思いますがご了承ください。

絶対に観てほしいドラえもんのおすすめ映画ランキングベスト

第12位 のび太の宇宙漂流記

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ドラえもんの映画の中で、地球外に飛び出し、異なる星へ行き、そこで戦ったり、冒険する映画は数多くある。

アニマル惑星やブリキの迷宮、宇宙小戦争、魔界大冒険等。

でも、意外と「宇宙」自体を舞台にし、宇宙空間をメインにし、冒険したり、スターウォーズのようにバトルシップで戦い合う作品は意外と少ない。

 

魔界大冒険はラストで宇宙空間で戦うクライマックスがあるが、あれはあくまでメインは魔界星だし。

この映画は1999年に公開されたものだけど、20年宇宙空間でのバトルが少ないことがむしろ意外だ。

 

そして、なんといっても、この映画のおすすめは、主題歌のSPEEDの「季節がゆく時」。爽快でリズミカルな曲が映画とマッチしていて、SPEEDの隠れた名曲(だと思っている)。

 

第11位 のび太の竜の騎士

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ドラえもんでおなじみの地球の未開拓地に夢が広がる冒険もの。

「もし恐竜が今の時代にも生きて存在していたら」というifを楽しく妄想できる映画。

 

藤子・F・不二雄先生は恐竜が好きだったらしく、のび太の恐竜を始め、恐竜が登場する映画は枚挙にいとまがないが、この映画の楽しいところは、「恐竜」という題材と「地底世界の存在」という二つの題材を組み合わせたところ。


マンホールのような道具を使って、地下の大空洞を見つけ出し、さらにその空洞が実は地底世界につながる入り口であった、というアドベンチャー心を沸き立たせるストーリーだと思う。

 

ドラえもんの映画では、メンバーの誰かが何者かにさらわれて、そのメンバーを救うために冒険が始まるという流れが多く、この映画のピーチ姫役は、スネ夫。

 

スネ夫は創世日記や宇宙漂流記でもさらわれているけど、ジャイアンとセットでさらわれることが多いけど、この映画では単独プレーでさらわれている。

 

第10位 のび太のドラビアンナイト

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「本の世界に入れたら」というifを描いたのがこの作品。


絵本の中に閉じ込められたしずかちゃんを救うため、のび太をはじめとした、いつものメンツがアラビアンナイトの世界へと冒険へ旅立つストーリー。

 

絵本の世界とタイムマシンでタイムスリップしたアラビア時代がなぜつながっているのかはツッコミたくなるが、そこは暗黙の了解だね。

 

ランプの精よりも瓶の魔人の方が圧倒的に強いところがポイント。

 

第9位 のび太の鉄人兵団

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ロボットファンにはオススメのロボット大戦もの。

 

「ザンダクロス」って名前もカッコイイ。

そして、クライマックスの敵部隊との戦闘シーンでは、各自が武器を持って戦うところもカッコイイ。

そして、ザンダクロスの圧倒的な強さもやっぱりカッコイイ。

 

最後の泣けると有名なリルルのシーンもありますが、僕が好きなシーンは、鏡面世界の誰もいない世界で、ドラえもん達がスーパーで好きに買い物をして、空き地でみんなでBBQをするシーン。

 

めっちゃ楽しそうと子供ながらに思って観てました。

 

第8位 のび太のパラレル西遊記

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「孫悟空はいた!」というのび太は、いつも通りみんなにバカにされ、その悔しさからみんなを見返すために、タイムマシンで過去へ飛ぶ。

そして、何もない砂漠の中で、偶然、筋斗雲で高速で目の前を横切る「孫悟空」を見つけたことから物語がスタートする。

 

この映画の好きなところは、前半のその不思議な出来事が、後々「あぁ、そういうことだったのか!」ってつながるところ。

 

あと、ドラえもんの出した22世紀のゲームのクオリティが、昔のファミコンレベルであることに時代を感じる。

ゲームの音楽とかもまさにファミコンそのもので懐い。

 

第7位 のび太の日本誕生

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1989年に作られた映画ドラえもんの10周年記念作品で、時空を超えた家出から始まる大冒険ストーリー。

 

この映画で登場する敵、時間犯罪者というコンセプトが、後の映画『のび太の南海大冒険』等でも活用されている。

 

みんなで協力して、秘密基地?住処を作っていくシーンが好き。

僕なら何大臣が良いかなぁ?とにかくあの大根飯が食べてみたい。

 

ペガ、グリ、ドラコ、ペット全員を飛べるようにしておいたのび太は天才。

 

同時上映が『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!』って、めっちゃ豪華やん。

 

第6位 のび太のブリキの迷宮(ラビリンス)

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第6位にしたけど、実は1位にしようかと迷ったくらいに好きな映画。

 

もうね、このあたりになってきたら、正直順位つけれませんわ。全部良いもん。

 

旅行好き、冒険好きなど、多くの人に観てもらいたい作品です。

 

ドラえもんとのび太の友情を再確認する感動映画でもあり、自己の楽を求めて科学の発展を進め、怠慢化する人間社会へ警鐘を鳴らす道徳的な作品でもあります。

 

いつものメンバーの誰からさらわれて、そのメンバーを救いに行くという、いつものパターンだが、今回は初めてドラえもんがさらわれたところが新鮮。

 

ジャイアンやスネ夫ともはぐれ、サピオに強制的に地球へと送り返されてしまい、ドラえもんも救えず、もはや八方ふさがりの状況で、ドラえもんの寝ぐらである押入れで見つけた「あるもの」が奇跡の逆転劇の始まりとなるところがテンション上がります。

そして、ドラえもんと再会するシーンも感動です。

 

 

そして、特筆したいのは、この映画の主題歌「何かいいこときっとある」。

 

この歌が最高に良いんですよ。

サビの「素敵な想いつなぎ合わせて、少しずつできるネックレス〜」ってところとかめちゃ良いですね。iTunesであったらすぐに購入するわ。

 

さらに、驚きなのが、これ歌ってる歌手は、島崎和歌子さん。バラエティー番組のイメージしかないけど、実は元々歌手としてデビューして、歌もうまい。

 

個人的には、ドラえもんの道具で、海を移動する際に使った瓶のイカダでゆったり旅をしてみたいと思う。

 

第5位 のび太のアニマル惑星(プラネット)

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通算で言うなら、一番観てきたかもしれない作品。

 

異世界、不思議な動物たち、伝説、探検、宇宙旅行、バトル、子供が好きなものが盛り込まれています。でも、盛り込まれすぎてるように見えながら、ストーリーとしてはめちゃくちゃ明確で、すごく練りこまれているように思います。


そして、環境問題や自然破壊に対する問題に対しても言及しており、環境保全の大切さや理想的な社会の在り方についてもアニマルプラネットという「理想郷」を通して我々に伝えられています。

 

「ツキの月」というキャンディーをのび太が食べて、ニムゲの世界からロビちゃんを救い出すところとか、糸なし糸電話を転がしながら皆んなが合流してチッポを助けに行くとことか好きです。(探検セット、僕も欲しいと思いながら観てました)

 

他の映画になく、ジャイアンが可愛く思える映画でもあります。

 

第4位 のび太の魔界大冒険

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ドラえもんの映画の中で、一番ハラハラドキドキした作品。

 

初めて見たのは、学校で行った遠足のバスの中で、ガイドさんがかけてくれたビデオでした。

もはや遠足とかそっちのけで、映画に没頭した記憶があります。

 

ただ、肝心のクライマックスに差し掛かった時、バスが帰りの場所に到着してしまい、その場では最後まで観ることができず、ラストが気になりすぎて、遠足の帰り道にそのままレンタルショップに駆け込みましたw

 

 

この映画は、他のドラえもん映画と違って、スリラー的な要素も入ってたり、怖いシーンもあります。

でも、とにかくめちゃくちゃ面白い作品であることは間違いないです。

 

実際、ドラえもんが新バージョンでリメイクされた際にも、『のび太の恐竜』に次いで、リメイク第二弾として作られたのもこの作品であることからも、この作品の人気ぶりが伺えます。

 

何が良いって言うと、ネタバレになりそうなんで言いにくいんですが、とにかく最初にめちゃくちゃ不思議なことが起きるんですよ。

 

その部分だけいうと、ある日、のび太とドラえもんそっくりの石像を二人が見つけて、家へ持って帰ってきたんですが、その夜、石像がいつの間にか設置した場所から移動しているんですよ。

 

そして、朝になったら、その石像が消えてたんですよね。

 

あの石像は何だったのか?

そんな不思議が、魔法の世界のストーリーとうまく絡みながら、物語が展開していきます。

 

うん、もう後は実際観てみてw

 

第3位 のび太の雲の王国

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・・・もうこの映画は説明いらないよね。

 

「ドラえもんの映画で一番好きな映画は?」と聞かれて、「雲の王国!」と即答する方は多いのではないでしょうか?

良いよね、雲の王国。最高だよね。

 

「雲の上に自分たちの好きな街を作る!」そんな夢を描いたストーリーで、そこはまさに夢のリゾートと言える最高の秘密基地です。

 

 

で、この映画のまさに見どころとなる有名な感動シーンといえば、クライマックスのドラえもんが自らを犠牲にして王国を破壊するシーン。

 

「パルパル、みんなを頼む〜!!」と叫び、全速力で雲戻しガスのタンクへ飛び込んで行きます。

 

そして、ドラえもんの捨て身の行動によって、タンクが爆発し、王国が崩壊するとともに、天上世界が守られることになりました。

 

それと引き換えにドラえもんは・・・。

 

思い出すだけでウルッとくる方もいるんじゃないでしょうか?

そんなあなたとは、夜通しドラえもん談義を熱く語り合いたいですね!w

 

そして、この映画の特徴といえば、懐かしい登場人物が色々登場することも挙げられますね。

 

ドンジャラ村のホイ君ファミリーやラストシーンのキーパーソンである〇〇などなど。

 

そういう部分でも、この映画は面白い作品といえますね。

 

第2位 のび太の銀河超特急(エクスプレス)

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僕の大大大好きな作品。

 

銀河を運行するミステリー列車に乗って、宇宙を旅し、そして到着した星のテーマパークを舞台に、冒険が繰り広げられるストーリー。

 

ミステリートレインに、宇宙旅行に、テーマパーク・・・って、夢ありすぎでしょ!

 

夢&夢&夢やん!どんだけだよっ!!

 

って逆にツッコミたくなるくらいです。

 

ドリーマーズランド、マジで行ってみたい。西部の星も行きたいし、恐竜の星も行きたいよね。

あと、ベアリングロードの快適さも味わってみたいですね。

 

(マニアック過ぎてすみません・・・ついてきてね!)

 

 

この作品の見どころは、”のび太の活躍”でしょう。

 

「のび太は映画になると急に勇敢になる」とこの映画の中でもスネ夫に指摘されているのび太ですが、今回は普段以上に活躍してます。

 

まず、何をやってもダメダメののび太ですが、そののび太の最大の才能である”射的”の才能がここで発揮されます。

 

ちなみに、のび太が西部の星で使った銃は、後に『のび太のねじ巻き都市冒険記』でも登場します。

 

この映画のコンセプトとなる銀河超特急(エクスプレス)は、銀河鉄道999や宮沢賢治の銀河鉄道の夜を思い起こさせたりもします。

 

主題歌を歌う武田鉄矢さんの優しい歌声が沁みます。



第1位 のび太の夢幻三剣士

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さぁ、やってまいりました。いよいよ栄えある第1位の発表です。

 

僕が独断と偏見で選ぶ、「ザ・ベスト・オブ・映画ドラえもん」は、

 

 

ズバリ、『のび太の夢幻三剣士』です!!

 

 

前にも述べましたけど、もう第6位くらいから、ほぼ順位つけられない状態だったんですよ。

全部それぞれ最高だし、全部1位にしたいくらいだし。

 

でもね、考え抜いた結果、「やっぱりこれだな」ってなりました。三剣士。

気ままに夢見る機の勝利ですわ。

 

 

この映画は、男のロマンが詰まりまくっている傑作だと思います。

 

よくぞ、作ってくれた。冒険モノの中の冒険モノ。

 

「白金の剣」を手に入れ、「白金の剣士ノビタニアン」として、魔物の皇帝オドロームから、人間の国ゆめゆめ国を救う為、夢幻三剣士とともに冒険の旅に出る、というストーリーは、当時ドラクエにはまっていた僕にとって、夢幻三剣士の世界は想像を掻き立ててくれる最高に楽しいストーリーでした。

 

見どころについても、ありすぎて悩むんですが、ヨラバ大樹に登るシーンやドラゴンとの戦いのシーンも好きですし、ノビタニアンが激流の川を下る際に、ソッコーで剣で大木をなぎ倒し、船を造り上げるシーンとかも好きですね。

 

 

そして、この映画を最高に引き立ててくれるのが、武田鉄矢さんの曲。

 

「お前はすでに剣(つるぎ)もつサムライ、いざ、今、剣を持て〜」

 

カッコよすぎ。

 

この映画ほどカッコイイのび太を僕は知りません。

 

あとがき

 

とまぁ、ここまでご紹介してきましたけども、書いてみて思ったのは、

 

書ききれんわ!!

 

って気づきました。

 

ドラえもんの映画は、冒険あり、友情あり、勇気あり、笑いあり、感動ありという、ファンタジーの総決算的なもんだと思うんですよ。(言い過ぎ?)

 

他にも冒険物は数知れずありますが、これだけ一人一人のキャラが立っていて、数十年にわたって、多くの人から愛され続け、子供から大人になってもまだ観たくなるような作品というのはそうそうないと思います。

 

 

今回ご紹介した作品以外にも、本当はご紹介したい作品はいくらでもあります。

 

でも、書き出したらきりがないので、とにかくぜひ実際に観てみていただければと思います。

 

まだ観たことがない映画だけでなく、すでに観たことある作品も、何度見てみても楽しく観ることが出来るでしょう。

 

と、語りたいことはまだまだありますが、今日はこんな感じでパソコンを置くとしましょう。

 

ではっ!

 

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