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おすすめのNetflixオリジナル作品をランキング形式で紹介する【2016年9月版】

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dverse.me

今回は、NETFLIX(ネットフリックス)のオリジナルドラマ作品の中で、おすすめのドラマをシーズンドラマも含めて紹介したいと思います。

では、どうぞー!

 

5位 XOXO

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あらすじ(ストーリー)

駆け出しDJとその親友。ロマンチックな恋に憧れる少女、落ちぶれた元DJ、そして不安を抱えたカップル…。6つの人生が交差するEDMフェスが今、幕を開ける。
netflix.com

感想

XOXO(エックスオーエックスオー)という巨大フェスに集う人々の中で、男女6人を取り上げ、彼らの人生が交差していくストーリーは、『大停電の夜に』や『ラブ・アクチュアリー』に通ずるところがあります。

 

フェスの物語でありながら、ストーリーとしてはシックで落ち着いています。

めちゃくちゃ感動するとか、めっちゃ白熱するってわけではありませんが、深夜にしんみり一人で観たり、逆に友人たちとの宅飲みの際にかけてみるっていうのもあり。

あと、単純にライヴに行きたくなりますw

 

ちなみに、タイトルとなっている「XOXO」はドラマ中のフェスの名前ですが、「ハグアンドキス」という意味があります。

 

4位 火花

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あらすじ(ストーリー)

売れない芸人の徳永(林遣都)は、営業で行った熱海の花火大会で先輩芸人の神谷(波岡一喜)と出会う。
誰にも媚びないスタイルと天才的なセンスに強く惹かれた徳永は、神谷に弟子入りを懇願する。

神谷が伝えた唯一の条件。それは____
「俺の伝記を作って欲しいねん。」

夜ごと浴びるように酒を酌み交わしては、「お笑い」について熱く語り合う徳永と神谷。

神谷は自らの笑いの哲学をさらけ出し、徳永はそのすべてを吸収しようとする。

馬鹿馬鹿しくも純粋に笑いに向き合う時間を共有していく中で、二人の歯車は少しずつ噛み合わなくなっていく____

コンビとして少しずつ売れていく徳永と、すべてが思うようにいかずもがき苦しむ神谷___

ある日、神谷は借金を抱えたまま忽然と姿を消してしまうのであった。
hibana-netflix.jp

感想

漫才コンビ「ピース」の又吉、初の著書にて、芥川賞受賞作品『火花』を原作として制作された邦画ドラマ。 

小説もドラマも賛否両論あり、「何が言いたいのかよく分からない」という意見なども多かったり、クライマックスにも賛否がある作品ですが、それだけ注目されている作品であるということの裏返しとも言えるでしょう。

 

批判的な意見も分からなくはないですが、心の葛藤を描く純文学作品を上手く表現したドラマ作品だなと思います。

特に徳永を演じた主演の林遣都さんは、”漫才師”という役、さらに心の葛藤を表情や仕草という映像で表現しなければいけないという難しい役割を、素晴らしく演じています。

全10話の作品ですが、一気に見てしまいます。

 

3位 テラスハウス ボーイズ&ガールズ イン・ザ・シティ

www.youtube.com

あらすじ

「テラスハウス」は、見ず知らずの男女6人が海の見える家で共同生活する様子を記録した、日本発のリアリティーショーで、2012年10月〜2014年9月までにフジテレビでオンエアされ、日本中の若者に一大ムーブメントを起こしました。
その人気はテレビ番組にとどまらず、2015年には映画「テラスハウス・クロージングドア」として続編を制作、バレンタインデーに公開すると、初登場一位を記録。
この大人気番組「テラスハウス」の新シリーズを、NETFLIXにて制作することが決定しました。
タイトルの“IN THE CITY”が表す今シーズンの舞台はなんとTOKYO。
新しい家で、新しい住人による、新しい日々が、また始まります。
terrace-house.jp 

感想

Netflixで復活した人気番組、新テラスハウス。僕は元々の『テラスハウス』は観たことがなかったんですが、ふと見てみたら意外と面白くてずるずる観てしまっていますw

メンバーそれぞれの恋愛事情とか仕事とかテレビとはわかっているものの、面白いリアリティショーだと思います。

本来は18話で完結だったところ、人気により46話までどんどん拡大していっています。漫画『One Piece』の作者、尾田栄一郎さんも大ファンらしい。

 

そして、何と言っても南海キャンディーズの山ちゃんの毒舌っぷりが面白いw 少しも気遣いなくズバズバ言って、チュートリアルの徳井さんやYouさんにツッコまれるのは、テラスハウスの部分よりも面白いのではないかと思うくらいです。

山ちゃんが新テラスハウスの本編では語れなかった本心や毒舌をもっと見たい場合は、YouTubeの『テラスハウス 山チャンネル』がおすすめです。

 

3位 ハウス・オブ・カード 野望の階段

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あらすじ(ストーリー) 

主人公フランクは、ホワイトハウス入りを夢見てきた政治家。自分が支持する候補が大統領になった時、夢は叶うと喜んだが、新大統領を始めとする権力者たちはフランクを裏切り、その出世を拒む。しかし、そんな状況に甘んじるほどフランクは臆病じゃない。むしろ逆境に置かれたことで、フランクの底知れない闘争心に火がつく。
“俺の敵はホワイトハウス”。強大な権力を盾にかざす国家の中枢に、フランクは大胆不敵に斬り込んでいく。武器は2つ。緻密な知略と、平気で他者を犠牲にできる無慈悲のハート。利用できるものはすべて利用する報復の戦いに、フランクは飛び込んでいく。

house-of-cards.jp

感想

全世界で注目を集める人気ドラマ作品。既にシーズン4までが公開されており、現在はシーズン5が制作されています。

 

名優ケヴィン・スペンシーが、目的のためなら手段を選ばない非情な政治家、フランシス・アンダーウッド(通称フランク)を演じています。仕事もバリバリこなし、頭もきれ、常に沈着冷静な戦略家という役に適任です。

 

アメリカ政界の裏を描いた復讐劇であり、緻密な戦略のもと、夫婦でのし上がっていくストーリーが視聴者を釘付けにします。

 

2位 Fuller House(フラーハウス)

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感想

あの大人気ホームドラマ『フルハウス』の続編。20年ぶりに新シリーズとして、彼らが帰ってきます。ミシェル役のオルウェン姉妹以外のメンバーは変わらず出演しており、特に第1話は昔のメンバー勢揃いでテンション上がります。

 

毎回のストーリーとしても、あのメンバーがいないとつまらなくなるかなーと思いきや、そこはさすがフルハウス。DJやキミーの子供たちも加わり、新たなメンバーでも毎回笑わせてくれます。

 

そして、ミシェルが出てないにもかかわらず、たびたびオルウェン姉妹を示唆するシーンが登場したりと、本当の家族であるかのような温かみを感じますね。

 

嬉しいのはジェシーを含め、昔のメンバーも時々登場してくれるところ。昔のメンバーで視聴率をとろうという魂胆もあるでしょうが、素直に嬉しいですね。

 

シーズン2の制作も決定し、レギュラーメンバーも増え、さらに面白さが増すことでしょう。オルウェン姉妹の再演も期待したいですね。

 

英語音声・字幕にすれば、英語の学習にも最適です。

 

1位 THE GET DOWN(ゲットダウン)

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イントロダクション

映画『華麗なるギャツビー』、 『ムーラン・ルージュ』などで知られるバズ・ラーマンが製作・監督を務め、バズ・ラーマンにとって初のTVシリーズとなることでも話題の『ゲットダウン』。1977年から1979年のニューヨークはサウスブロンクスを舞台に、ラップ・ミュージック/ヒップホップ・カルチャー誕生の瞬間にフォーカスしており、音楽やダンスを通じて自己表現しようとする5人のティーンエイジャーたちの目を通して描いていく全13話の連続ドラマとなっている。

bmr.jp

感想

ヒップホップ誕生の場面を描いた作品。将来の夢を持てず、だからと言って今の厳しい生活からは何とか抜け出したいと思っている主人公。彼の天才的な詩の才能が、ヒップホップのリズムと結びついた瞬間、革命的な音楽が生まれる。

 

そんなにラップに詳しくない僕でも、見ていて思わず入り込んでしまうストーリーと迫力。実在の人物と架空の人物が混在する中で、史実を上手く取り入れながら70年代のアメリカ、サウスブロンクスをリアルに再現した衝撃作です。

 

ヒップホップ界のレジェンド、グランドマスター・フラッシュやDJクール・ハーク、カーティス・ブロウも、アドバイザーとしてドラマ制作に協力しており、制作陣の本作品にかける情熱と、作品の壮大さがわかります。

 

苦しい環境の中から必死で立ち上がろうとする、彼ら彼女らのサクセスストーリーであり、少年少女たちの恋愛と成長を描いた青春ドラマとも言える作品。

全12話のうち、まだ6話までの公開ですが、6話のクライマックスのラップバトルは最高です。『8マイル』のクライマックスに通じる音楽への愛情と希望、そして彼らの成功への情熱を感じます。

 

あとがき

いかがでしたでしょうか?今回は、NETFLIX(ネットフィリックス)のオリジナルドラマ作品に絞ってオススメドラマを紹介してみました。

 

HuluやU-NEXT、Amazon Primeと様々なオンライン動画サービスはありますが、オリジナルドラマを展開しているのはネットフリックスのみで、そのドラマのクオリティも非常に高いものばかりです。

 

今回は紹介しなかった作品の中にもたくさん面白い映画・ドラマ作品があるので、いろいろ視聴して、自分の面白いと思う作品を見つけてみるのも良いですね。

僕も逐次おすすめドラマを増やしていこうと思います。

 

ではっ!

 

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超おすすめしたい!実話に基づく映画をランキング15選で紹介する

今回は映画のジャンルの中で、ノンフィクション作品、実話に基づく映画作品を紹介したいと思います。

 

「事実は小説よりも奇なり」ということわざがありますが、実話を元にした映画はまさにそれを教えてくれますね。

 

今回はその中でも、僕の独断と偏見で選び、厳選したオススメ作品をランキング形式で15作品紹介します。 

では、どうぞー!

15位 しあわせの隠れ場所

しあわせの隠れ場所 [DVD]

プロアメフト選手マイケル・オアーの半生を描いた感動の実話。

家も無く、孤独だった少年を、サンドラ・ブロックが演じるリー・アンという女性と彼女の温かな家族たちが、自分たちの家族として受け入れ、ともに生きていくストーリー。

そして、マイケルは、NFLでドラフト1巡目で指名され、ボルチモア・レイノルズで活躍するスター選手となっていきます。

 

事実とは大きく異なるところも多いという指摘も受けているものの、(マイケル・オアーは出会う前から既にアメフトをしていたなど)、ほのぼのとした作品で、ゆったりと心温まる映画を観たいときにオススメの映画です。

 

14位 スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズ ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]

言わずと知れたAppleの創業者にして、時代の革命児、スティーブ・ジョブズの半生を綴った作品。

 

スティーブ・ジョブズの破天荒な半生を描いた映画は多いです。 

今回ご紹介したのは、マイケル・ファスベンダーが演じた2016年時点での最新作品。

他にも、アシュトン・カッチャーが演じた2014年版『スティーブ・ジョブズ』という同タイトルの映画があります。

 他にも、2011年の映画で、マイクロソフトのビル・ゲイツとの攻防を描いた作品『バトル・オブ・シリコンバレー』も有名ですね。

Appleファン、スティーブ・ジョブズに憧れている方、彼の創造の根源を知りたい方はチェケラしてみてください。

 

13位 ソーシャル・ネットワーク

ソーシャル・ネットワーク [SPE BEST] [DVD]

世界最大のSNSであるFacebookの創業者、マーク・ザッカーバーグのFacebook創設期のストーリーです。

 

原作となったのは、ベン・メズリック著書のノンフィクション作品『ソーシャル・ネットワーク 世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男』。

これは、マークへの直接の取材はなく、Facebookの共同創設者であるエドゥアルド・サベリンの視点から描かれたもので、ショーン・パーカーなどは「事実と大きく異なる」と否定していますが、それでも狂乱のITベンチャー創業物語としては、面白い作品です。

 

主役のマーク・ザッカーバーグを演じたのは、ジェシー・アイゼンバーグ。地味で引っ込み思案なキャラを見事に演じています。(実際のマークの性格とはかなり違うらしいですが)

 

ちなみに、この映画の予告に用いられていた曲がめちゃくちゃ作品とマッチしていて好きです。しかし、本編ではこの音楽は用いられていないんですよね。

www.youtube.com

 

シリコンバレーのベンチャーに興味がある方は、ぜひ見てみることをお勧めします。 

 

12位 英国王のスピーチ

英国王のスピーチ スタンダード・エディション [DVD]

吃音に悩むイギリス王ジョージ6世と、ジョージ6世の治療をする植民地出身の言語療法士、ライオネル・ローグとの友情を描いた実話映画。

 

史実に基づいたストーリーで、英国王として演説の責務がありながらも、吃音によるコンプレックスで苦しむジョージ6世に、身分が違いながらも友人であるかのように、暖かく見守り、支えていくライオネル・ローグの関係が、とても感動的です。

 

スピーチシーンは、観ているこちらもハラハラしながら、思わず応援してしまいます。

観ている人に、勇気と友情の大切さを教えてくれる作品です。

 

11位 ウォルト・ディズニーの約束

ウォルト・ディズニーの約束 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

ウォルト・ディズニーの不朽の名作となったミュージカル映画『メリー・ポピンズ』の制作秘話を描いた伝記作品。

人気の児童文学『メアリー・ポピンズ』を映画化するにあたり、原作者のパメラ・L・トラヴァースとウォルト・ディズニー、そして映画制作者たちとの交渉や制作背景が描かれています。

 

トラヴァース夫人は人当たりが厳しく、自らの世界観を貫くために、制作時にはこと細かく製作者へ指示をしたようです。(エンディングでは実際の肉声のテープが流れます。)

 

嫌味な人ながら、どこか憎めないトラヴァース夫人。そして彼女がなぜ『メアリー・ポピンズ』を作ったのかがわかる彼女の生い立ちが、現代の映画化交渉のシーンと交差しながら、ストーリーは展開していきます。

 

どことなく懐かしく、60年代のアメリカのほのぼのした風景に、心温まる作品です。

 

10位 シンデレラマン

シンデレラマン [DVD]

1929年に起こった世界恐慌時代に活躍した、実在のプロボクサー、ジェームス・J・ブラドックのシンデレラストーリーを描いた伝記映画。

年齢的にも適齢期が過ぎてしまい、また怪我によってライセンスを剥奪されたジム・ブラドックは、家族の生活を守るために、過酷な労働でなけなしの賃金を得る生活を余儀なくされていました。しかし、ある試合で欠員が生じ、急遽出場した試合で、大衆の予想を裏切り、彼はノックアウト勝利を果たします。

そこから、「シンデレラマン」と呼ばれた彼のサクセスストーリーが始まります。

 

ラッセル・クロウ主演の2005年の映画。

家族の大切さと、人はどん底から再び立ち上がることができるんだという勇気をあたえてくれる素晴らしい作品です。 

 

9位 モーターサイクル・ダイアリーズ

モーターサイクル・ダイアリーズ [Blu-ray]

世界に名を知られるカリスマ革命家、チェ・ゲバラの若き頃の南米旅行記『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』の著書に基づく実話映画。

1952年、医大生であるエルネスト・ゲバラは、先輩であるアルベルト・グラナードとともに、ポデローサ号と名付けたバイクに乗って、12,000キロの南米大陸縦断の旅へ出ます。

そこで体験する様々な出来事が、エルネストに深い学びをあたえ、南米社会の実情を肌で感じる経験となります。そして、それが後の革命家、チェ・ゲバラへと続いていきます。

 

ここではキューバ革命の話は一切出てきませんが、学生であった頃のチェ・ゲバラの青春の旅は、とても楽しく、さらに笑いあり、感動ありの冒険です。

必見の伝記映画といえるでしょう。

 

8位 チェ

チェ ダブルパック (「28歳の革命」&「39歳別れの手紙」) [DVD]

偉大な革命家、チェ・ゲバラのキューバ革命の闘争時代、そしてボリビアでの革命運動時代を描いた超大作。

7位で紹介した『モーターサイクル・ダイアリーズ』を観てから、ぜひ続けて観てほしい実話映画です。

 

アルゼンチンの裕福な家庭で育った医者、エルネスト・ゲバラが、キューバ革命へ加わり、さらには革命の指導者として革命家の道を進んでいきます。

そのゲリラ闘争の開始から革命成立までを描いたのが『チェ 28歳の革命』、キューバを去り、ボリビアでの革命運動で死を遂げるまでを描いたのが『チェ 39歳別れの手紙』です。

 

革命というロマンを感じるだけでなく、人生観を変える作品です。 

 

7位 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン [Blu-ray]

実在する元天才詐欺師フランク・W・アバネイル・Jr.の自伝を元に制作された映画。

 

フランク・アバネイルは、10代から21歳になるまでの数年間に、天才的な手口で小切手詐欺を行い、パイロット、医師、連邦刑務局職員、弁護士など8回以上の身分詐称で世界を歩き回ったという人物。

 

当時高校生だった彼が、どうして小切手詐欺を行ったのか、そしてフランクとトム・ハンクス演じるFBI捜査官カール・ハンラティとの攻防、そこから生まれた友情が描かれています。

 

フランクを演じる主演は、レオナルド・ディカプリオ。ディカプリオはこの作品あたりから、狂乱的な実在の大富豪を演じるようになりましたね。

 

スティーブン・スピルバーグ監督作品。音楽はお馴染みのジョン・ウィリアムズ。オープニング曲も映画の世界観を上手く表現してるし、空港でのFBI陣との騙し合い戦の場面での挿入曲、フランク・シナトラの『カム・フライ・ウィズ・ミー』も最高にカッコイイです。

 

6位 ウルフ・オブ・ウォールストリート

ウルフ・オブ・ウォールストリート [DVD]

『ウォール街の狼』の異名をとったジョーダン・ベルフォートの狂乱的な人生を描いたストーリー。

原作は、本人による自伝『ウォール街狂乱日記 -「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』をモデルとして制作されています。

 

証券仲介会社ストラットン・オークモントを26歳で設立し、ペニー株詐欺や投資詐欺で年収4,900万ドルという莫大な収入を得るようになり、仲間たちとともに酒池肉林な生活を過ごすものの、やがて当局の知るところとなり、次第に追い詰められていきます。

 

やってることは詐欺だし、人の道に外れたことも多々ありますが、多くのビジネスマンの参考になるところは多々あるように思います。

「電話をかけろ!」を連呼するシーンは名シーン。

 

5位 幸せのちから

幸せのちから コレクターズ・エディション [SPE BEST] [DVD]

事業に失敗し、一度はホームレスになり、駅のトイレで生活するまでに追い込まれるも、証券ブローカーとして成功し、アメリカンドリームをつかんだ男、クリス・ガードナーの実話に基づく感動の伝記映画。 

 

主演のウィル・スミスと、彼の実子ジェイデン・スミスが共演したことでも話題となった作品です。

 

この映画は単なる成り上がりの映画ではなく、どんな時も自分の息子と離れることなく、親子で危機を乗り切った「親子の絆」の物語でもあります。

 

ちなみに、映画ではクリスが証券会社ディーン・ウィッターに見習いとして入る前から、証券マンとして正式採用されるまでが描かれていますが、クリス・ガードナー自身の自伝では、生まれてから自分の会社を興すまでの半生が語られています。

 

映画も良いですが、本の方がより詳しく語られていますし、映画よりもすごい現実をくぐりぬけてきたことがわかります。本もぜひ読んでみることをオススメします。

 

 

4位 コーチ・カーター

コーチ・カーター スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

カリフォルニア州の犯罪がはびこる街にある、リッチモンド高校のバスケットボールコーチ、ケン・カーターの実話を題材にした作品。

 

これまで勝利することも真面目に練習することもなかったバスケットボールチームに、ある日高校のOBであるケン・カーターがコーチとして就任します。

彼は、生徒たちと契約を交わし、契約に背いた生徒には厳しい罰則を与え、ルールの徹底とスパルタな練習メニューを課していきます。

 

最初は反発していた生徒たちも、練習をこなしていくにつれ、試合では勝利を重ね、チームワークも芽生えていきます。

しかし、ある日、彼らが契約を破り、授業に出ていないことを発見したカーターは、大事な試合を目前にして、体育館を閉鎖してしまいます…。

 

この映画の見所は、バスケットの試合ではありません。何なら、最後の大会でチームがどうなったのかどうかも関係ないと思います。

この映画が伝えたいものは「子供たちに対する真の愛情とは何か」ということのように思います。大切なのはバスケットをすることでも、試合で勝つことでもない、誇りをもって生きるということだ。

 

そんなことを教えてくれる素晴らしい映画です。感動すること間違いなしの必見映画です。

 

3位 遠い空の向こうに

遠い空の向こうに [DVD]

ホーマー・ヒッカム氏の自伝『Rocket Boys』を元にした事実に基づく映画作品。

 

ウエスト・ヴァージニアの田舎にある小さな炭鉱の町、コールウッドに住む4人の高校生が、1957年にソ連が打ち上げた人類初の人工衛星スプートニクに魅了され、自分達もロケットを作ろうと一大決心し、様々な困難を乗り越えながら、ロケットを作りあげていくストーリー。

 

ちなみに、映画の原題である『October Sky』は、原作『Rocket Boys』のアナグラムで、文字を入れ替えれば、原作のタイトルになります。ちょっとしたトリビア。

 

この映画は、個人的に3本のうちの一つに入るほど大好きな作品です。

初めて観たのは大学生の頃でしたが、自分の置かれた環境に甘んじることなく、どんな困難があっても、自分のやりたい夢を実現させるために挑戦し続ける彼らの物語は、観ていて勇気と感動を与えてくれました。

 

そして、本作で描かれているもう一つのテーマ、「父と子の愛情」。

理解し合えない親子が、ロケットの制作を通じて、「父への尊敬」、「子供への理解」を深めていく姿は家族の温かさを感じます。

 

人気漫画『宇宙兄弟』のあるキャラクターの生い立ちシーンでは、この映画にインスパイアされたと思われるストーリーが登場しています。

 

2位 ビューティフル・マインド

ビューティフル・マインド [DVD]

ノーベル経済学賞を受賞した天才数学者ジョン・ナッシュの半生を描いた映画。

 

ジョン・ナッシュは、経済学部生なら誰もが一度は聞いたことがあるであろう「ゲーム理論」を発見し、中でも「ナッシュ均衡」という理論を証明した人物です。

 

ストーリーは、何がどうなっているのかわからない、まったく予測不能な展開をしていきます。しかし、物語の一点を境に、それが全て繋がってきます。その脚本にも脱帽。

アカデミー賞では、作品賞、監督賞、助演女優賞、脚色賞の4部門で受賞をしています。

 

この映画の見所は、どんな時でも見捨てることなく、深い愛情で旦那を支え続けた妻の素晴らしさだと思います。

主役はもちろんナッシュ博士ですが、その人を支え続けた奥さんは本当に偉大です。(もちろん史実と異なる部分は多々ありますが)

 

1位 ガンジー

ガンジー コレクターズ・エディション [DVD]

インド独立の父、マハトマ・ガンディーの半生を描いた史実に基づく作品。

 

裕福な家庭に育ち、自身も弁護士として不自由のない生活をしていたガンジーが 、南アフリカの汽車で体験した強烈な人種差別によって、真の平等・平和に目覚め、立ち上がっていく姿は、どんなアクション映画よりも目が離せないものがあります。

 

もともと学校の教科書で知ってるくらいで、なんとなく見てみようかなーと視聴したところ、完全にハマりました。というか、こんなすごい人が実際にいたのかと、めちゃくちゃ感銘を受けました。

戦争や暴力に訴えることを一切せず、ただ「非暴力、非服従」の精神で、革命を成し遂げ、インドを独立に導いたその姿は、偉大としか言いようのないものがあります。

 

そして、ガンジーを演じるベン・キングズレーが、ガンジーに似すぎ!

実際に撮影の最中にも、現地の人々が彼をガンジーが復活したと思い込み、参拝に駆けつけたということもあったらしいです。

 

伝説の英雄を描いた不朽の名作です。

 

 まとめ

いかがでしたでしょうか?

他にもたくさんご紹介したい映画がありますが、今回はベスト15ということでランキングをまとめてみました。

 

実話に基づく伝記映画は、現実にあっただけあり、フィクション作品とは重みも深みも一線を画すものがあります。個人的にも非常に好きなジャンルです。

 

伝記映画といっても、やはり史実と異なることがあることは事実です。

脚色されていたり、主役に都合の良いように修正が施されていることもよくあることです。

しかし、だからと言って、その作品自体の価値が下がる訳ではないと思います。一つの物語として、人に何かしらの価値を与えてくれる映画作品は、それだけで新たな価値を創出し、新たな現実を生み出しているのではないでしょうか。

 

これからも面白く感動する実話映画を観たいですね。

ではっ!

 

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iPhone7はイヤホンジャックが廃止!これまで通り音楽を聴く方法は?

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だいぶん遅ればせながら、最近iPhone7の最新情報にアテンションMAXになってます。

 

理由はね、iPhoneマニアだから!ってことではなく、単純に「早く交換したい」っていう緊急な理由ができたからなわけです。

 

というのも、僕は目覚まし時計代わりにiPhoneでアラームをつけてるんですけど、朝アラームが鳴って消そうとしたら、机から落ちて液晶がパキーンっといっちゃったんですよ・・・

 

今まで全く液晶に傷つけたことなかったのに、なんなら「どうやったら液晶って割れるんだ」ってくらいに余裕ぶっこいてたのに、ついに液晶割れ組に入部ですわ。

画面ピキピキで動画も見づらいし、早く交換したい・・・

 

ってなわけで、iPhone7の発売予定日とかスペックとかデザインとかが気になって仕方がない今日この頃で、いろいろとネットで情報を集めてるんですが、そんな時に、衝撃的な情報が飛び込んできました。

 

それがこの記事。

japanese.engadget.com

 

なんと、次期「iPhone7(仮)」では、イヤホンやヘッドフォンを取り付けるための「イヤホンジャック」が廃止されるらしいんですよ!!

 

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早い情報だと、すでに2015年11月頃から言われてたみたいですけど、アテンションを最近ようやくはり出した僕としては、寝耳に水。

 

イヤホンジャック端子廃止の理由は、いろんな憶測が飛び交ってるみたいですが、Apple側のより"シンプル化"したいという意向が強いようです。

 

個人的には「削るとこそこじゃねーだろ」って思うんですけど、どーなんでしょうね。このチェンジは。

 

一説によると防水性とかは高まるみたいですね。

でも、防水性ってそんなに大切?!それよりも音楽を気軽に聞けなくなる機会損失の方がよっぽど大きくない??って思うんですけど。

 

ただ、現在のiPhoneが画面バリバリなんで、やっぱり替えるしかなかなと。

iPhone6Sっていう手もあるんですけど、どうせなら新モデルを試したいという気持ちがやはり強いです。イヤホンジャック以外は性能的に向上してる(はず)ですし。

 

というわけで、たとえイヤホンジャックがなかったとしても、次期iPhoneへ替えようと思うんですけど、やっぱり気になるのが、

 

今後どうやって音楽を聴けばいいのかっていうこと。

 

僕みたいに、そこまで機械に詳しくないけど、音楽や動画をこよなく愛する方であれば、これまで同様にイヤホンやヘッドホンで視聴したいはず。

 

いきなりイヤホンジャックが無しになったら、普通に困ります。

ってか高い値段出して、良いヘッドフォンとか買ってる人も多いでしょうし。それ使えなくなると、だいぶんiPhone離れにもなってしまうんじゃないのかな?

 

そこで、今回はiPhone7(仮)での音楽や音声の聴く方法、そしてイヤホンジャック端子がなくても、これまでのイヤホンやヘッドホンを使える方法を紹介したいと思います。

 

iPhone7版、イヤホンジャック無しで音楽を聴く方法 

Bluetoothでワイヤレスで聞く

Bluetooth専用のイヤホンを利用すれば、ワイヤレスで音楽を聴くことができます。

これはケーブルがないので、スマートだし、コードがもつれることも、移動中・運動中にコードがぷらぷらすることもなく、邪魔にならず、便利には間違いありません。

 

ただ、噂ではBluetooth用イヤホンは付属品として、iPhoneには付いていないらしいです。なので、別途自分で購入する必要があります。

 

例えば、こんなの。

 

ただ、Bluetoothイヤホンの問題点は、音が遅れて聴こえるということ。つまり、無線で飛ばす分、遅延が発生するようです。

その為、動画やゲームなどをやると、音声が遅れてしまいます。これは結構な問題ですね。

あと、音楽好きな方からすると、Bluetoothはまだ音質が悪いらしいです。

 

用途やシチュエーションによっても異なりますが、Bluetoothはメリットもデメリットもあるようです。

 

Lightning - 3.5mm変換アダプタを使う

実は解決策は、意外と簡単。

次期iPhoneには、イヤホンジャックがないかわりに、Lightning - 3.5mm変換アダプタが付属するとのこと。

それがあれば、充電する部分にそのアダプタをつなぎ、それをイヤホンと接続しさえすれば、これまで通り音楽や音声を聴くことが可能です。

japanese.engadget.com

 

実際に、ある動画でも正規品らしきコネクタが紹介されています。

www.youtube.com

 

でもさ、こんなアダプタ付属させるくらいなら、そもそもイヤホンジャックあった方がよくない?

アダプタを持ち歩いて、そのたびにつなぐ方がよっぽどダサいように思ってしまいます。スマート化したようで、この改変はいかがなものか。

 

それに、このアダプタをつけると、充電しながら音楽を聴くっていうことができないというデメリットも大きいです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

他にも、Lightning接続(充電する部分)のイヤホンやヘッドホンを使うという方法がありますが、Lightning用イヤホンは値段が結構高いので、気軽に買うってわけにもいかないです。

 

次期iPhoneはそろそろ発売が発表される頃です。

予定では9月7日に発表という説が強いようですね。

 

イヤホンジャック廃止という大きな変化がある今回の新規モデル。

この変更にはメリットとデメリットが大きくありそうです。

 

まぁ実際に使ってみないとわからないというのが、正直なところ。

とにかく楽しみに発表を待ちたいと思います!

 

ではっ!

人気アニメ『ワンピース』のop主題歌をランキングでまとめる【2016年版】

今回は、世界的な大人気アニメ『ONE PIECE(ワンピース)』の主題歌(オープニング曲)についてまとめてみました。

『ワンピース』の主題歌の魅力は何か

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テレビアニメ『ONE PIECE』では、これまで歴代19曲のオープニング主題歌が起用されています。(2016年8月現在)

いくら15年以上続いているアニメだからと言っても、この曲数の多さは以上でしょう。

 

二大巨頭であるドラゴンボールでも、これほどの曲チェンジはありませんでした。(改以降は曲変更よくあるけど)

メディアやスポンサー等を含め、いろいろな思惑もあると思いますが、良い曲が多いのは嬉しいことに違いはありません。

 

ワンピースの主題歌、特にオープニング曲の魅力って何でしょうか。

 

とにかくカッコイイ

一言で言えばこれに尽きるかもしれない。「とにかくカッコイイ」

少年漫画っぽい元気一直線の曲だけではなく、冒険心を刺激するとともに、大人でも思わず「cool」と思える曲がめちゃくちゃあります。

 

そして、オープニングのサビの部分で描かれる戦闘シーン。

これもカッコイイよね。

まだ本編では実現していないようなキャラ同士が、激しく激突し合う様子は普通に迫力があります。本編でも見てみたい。

 

聴くだけでテンションが上がる 

曲自体がすごく魅力的なものが多いです。

通学前・通勤前に聴けば、テンションが上がる、勇気が湧いてくること間違いなし。

 

また、カラオケに行った時のレパートリーとしても良いですよね。

世代にもよりますけど、みんな知ってる曲が多いので、皆んなで歌って盛り上がることができます。

 

 

ワンピースの曲の魅力はたくさんあるわけです。

 

というわけで、今回は歴代19曲のオープニング主題歌の中から、10曲を厳選し、ランキング形式で紹介したいと思います。 

 

※ 本当は全部の動画をつけたかったんですが、そうするとページがかなり重くなるので、幾つかについてはYouTube動画へのリンクを掲載しています。曲を聴きたい場合は、そちらをクリックして視聴してください。

 

アニメ『ONE PIECE(ワンピース)』のオープニング主題歌おすすめランキング10選

10位 『ウィーゴー!』 きただにひろし(15曲目)

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ワンピースアニメ最初の主題歌である『ウィーアー!』の、きただにひろし氏による12年ぶりのオープニング曲。

 

原点回帰って感じです。アドベンチャー感とパワフル感あふれる曲調が再び戻ってきました。やっぱりワンピースは元気マンマンな曲が似合いますね。

 

歴代主題歌の中で、一番長く放送された曲でもあります。

 

9位 『Wake up!』 AAA(17曲目)

ワンピースオープニング One Piece Opening 17 - Wake Up ! [HD] - YouTube

AAA(トリプルエー)が歌う、629話から686話までの合計58話で用いられた主題歌。

 

この主題歌の映像の見所としては、やはりサビの部分での「海軍大将3人との戦闘シーン」でしょう。

海軍元帥・赤犬VSモンキー・D・ルフィ、藤虎VSロロノア・ゾロ、黄猿VSサンジの熱い格闘を見ることができます。こんなにも強くなったんだなぁ、と感慨深いものがありますね。(実際はまだ戦ってないけど)

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8位 『Crazy Rainbow』 タッキー&翼(7曲目)

One Piece opening 7 Crazy Rainbow Star HD - YouTube

284話から325話までのエニエス・ロビー編のオープニング曲です。

初のギア2(セカンド)が描かれたのもこの時ですね。

 

ジャーニーズ起用で、サビがキャッチーで印象に残りやすく、思わず鼻歌で歌ってしまいそうな良い感じの曲ですけど、サビ部分が基本皆でショッピングとかアウトドアしてるシーンなので、若干物足りなさがあります。

個人的には、オープニングだからこそ、本編では描けないような戦闘シーンとかアクションシーンが欲しいところ。曲自体は好きです。

 

7位 『ココロのちず』 BOYSTYLE(5曲目)

One Piece Opening 5 [HD] - YouTube

207話から263話までの合計57話で起用されたop主題歌です。歌っているBOYSTYLEは、当時活動していた女性4人のアイドルユニット。

 

この曲は歌詞が好き。特にサビ。

「大丈夫!さぁ前に進もう」の部分は、女性ボーカルならではの優しさがあって良いですよね。聴くだけで、なんか勇気が湧いてきます。

青キジと戦ってるルフィは大丈夫な状況ではありませんがw

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6位 『One day』 The ROOTLESS(13曲目)

One Piece Opening 13 One Day - YouTube

459話から492話までの「マリフォード頂上決戦」で用いられたオープニング曲です。

これまでの曲と一変し、ゆったりとした雄大なメロディーと、白ひげ海賊団や王下七武海の豪華な面々が登場するのが、とてもぴったり合っています。

 

ちなみに、僕はマルコが好きです。(どうでもいい)

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そして、何よりこの曲は歌詞が良い。

さぁ行こう
立ち止まることなく
流れる時に負けないように
何度も立ち向かい続けよう
大切なものを失いたくないから

この歌詞がエースとの熱い兄弟愛・友情と合わさって、本編見る前から感動。

 

5位 『Hard Knock Days』 GENERATIONS from EXILE TRIBE(18曲目)

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第687話から第746話までオープニングを彩った主題歌。

東方神起の『Share The World』の時のようなクールさと、少年漫画の元気溢れるパワー、両方を併せ持っている曲調です。

 

このオープニングではサボも登場するし、麦わら海賊団の皆それぞれの新技が炸裂するところがカッコイイです。ドフラミンゴ戦を引き立ててくれました。

 

4位 『ヒカリヘ』 ザ・ベイビースターズ(3曲目)

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ワンピースアニメ3曲目の主題歌。何でもそうですが、初代、2代目が良いと、3代目は最初から期待値が高く設定されてるだけに、結構大変だと思いますが、この曲は前2曲に負けないパワフルな曲です。

この曲を歌うザ・ベイビースターズのメジャーデビュー曲でもあります。

ゆっくりしたAメロやBメロから一転、スピード感のあるサビが、画とぴったり合ってますね。

 

3位 『ウィーアー!』 きただにひろし(1曲目)

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やっぱり欠かせないのは、初代オープニング曲、『ウィーアー!』ですよね。

「ありったけの夢をかき集め、探し物を探しに行くのさ、ONE PIECE!」で始まるこの曲は、今やアニメ史に残る名曲といえるでしょう。

 

特にテレビ放送が始まった初回、第1話が始まるのを今か今かと待ちわび、この曲が流れ始めた瞬間のことは今でも覚えているくらいです。これまで漫画ではまりまくっていたワンピースが、ついにアニメになる。ルフィがしゃべる。楽しみすぎる!

そのワクワク感をどんどん引き立ててくれました。

 

冒険心を奮い立たせてくれる最高の主題歌です。

 

2位 『Believe』 Folder5(2曲目)

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『ウィーアー!』に続いての2曲目のオープニング曲。当時人気だったアイドルグループ「Folder5」の最大ヒットとなった曲でもあります。

 

ユーロビート調でスピード感があって、最高にカッコイイ。今から始まる本編の前に、テンションをめちゃくちゃ盛り上げてくれました。

 

今でも通勤中にこの曲聞いてると、テンション上がります。曲としても普通に良い曲だと思います。2曲目でこけずに、初代のテーマソングに負けない主題歌を選択できたことが、この後の主題歌方針に大きく影響を与えたことでしょう。

 

1位 『Share The World』 東方神起(11曲目)

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そして、、、個人的おすすめランキングの栄えある第一位は、東方神起の『Share The World』!シャボンディ諸島から女々島、そしてインペルダウンへつながる395話から425話にかけてオープニング曲になりました。

 

ストーリーとしても、 シャボンディ諸島で「最悪の世代」と呼ばれるルフィの同期?的なルーキー達が勢揃いし、そこから黄猿の猛攻、バーソロミューくまによってメンバーがバラバラになってしまう等、見逃せない回が続き、これからの新たな展開を期待させてくれる時期だったので、尚更この曲にも思い入れがあるのかもしれませんね。

 

この曲はとにかくカッコイイ。これまでの「The 少年アニメ主題歌」なオープニングとは曲調が一気に変わり、スマートでcoolな雰囲気へと一変しました。

ワンピースが他の少年漫画と一線を画し、たまに見せるクールな雰囲気とブランディングの効果は、この曲の貢献した部分は大きいと思う。

 

 まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は人気テレビアニメ『ワンピース』の主題歌(オープニング編)をランキングでまとめてみました。

 

どれも良い曲ばかりなので、ランキングはめちゃ悩みましたが、あくまで僕個人の独断と偏見なので、まだご紹介できていない曲もたくさんあります。

普段は漫画しか読まないって方もいると思いますが、曲はアニメならではなので、ぜひ過去の曲なども聴いてみてくださいね。

 

今後もどんどんワンピースについても書いていこうと思います。

ではっ!

歴史学者「磯田道史」氏のおすすめ著書をランキング形式で紹介する

今回は、映画『武士の家計簿』や『殿、利息でござる!』の原作者である、歴史学者・磯田道史氏の著書の中で、おすすめしたい本について書こうと思います。

歴史学者・磯田道史氏とは?

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磯田さんは、日本の歴史学者であり、様々な大学や研究機関にて准教授や教授職を歴任されてきた研究者です。

これまでに多くの歴史関連の本を執筆されていて、一般教養書的なものからエッセイ集まで様々。近年は著書が映画化され、原作となった本もベストセラーになっています。

 

また、メディアでも活躍されており、中でも僕が大好きな歴史番組『英雄たちの選択』にも出演されています。

歴史を動かした偉人が、人生を変える選択をした葛藤の一場面を毎回取り上げ、様々な分野の専門家たちが互いに自分の見解を主張し合う番組です。

 

磯田さんはその番組の司会進行役を務められており、毎回専門家たちの意見が出尽くした後に述べる”まとめ”的な見解を述べられるんですが、その内容が毎度素晴らしい。

歴史の一事象を端的に結論づけるのではなく、それが他の事象へどのように波及したか、日本史に対し、その事象がどのような影響を与え、現代にどのように結びつくのか、というような多角的及び大局的な視点を学ぶことができます。

 

最近は「歴史」というフィールドを超えて、報道番組などでコメンテーターとしてもご活躍されてますが、僕としては、やはりこの番組の司会進行役として語られるお話が一番好きです。

 

この番組については、過去の記事で書いたので、良ければそちらもご覧ください。

majicpie.hatenablog.com

 

磯田道史氏のおすすめ著書をランキング形式で紹介する 

では、個人的におすすめしたい磯田道史氏の本を書きたいと思います。

ランキング形式にしてますが、個人的な感想と簡単な本の内容も書いてます。

6位 日本人の叡智

日本人の叡智 (新潮新書)

日本人の叡智 (新潮新書)

朝日新聞で連載されていたコラムを元にした作品で、日本史500年にわたる98人の珠玉の名言を選りすぐって集めた名言集。その名言の背景にある彼らの生き様を、徹底的な調査を元に語ったエッセイ集でもあります。

この名言集の特長として、一般の名言集と異なり、教科書にも載っているような著名な歴史上の偉人だけではなく、むしろ一般的には知られていないような"隠れ偉人"を取り上げ、彼らの生き方・在り方、そしてそこから導き出された名言が集められています。

 

他のエッセイ集とは異なり、新聞コラムだったため、1つの記事に700文字という短い文章で、端的にまとめられています。その分気軽に読むことができます。
 

5位 殿様の通信簿

殿様の通信簿 (新潮文庫)

殿様の通信簿 (新潮文庫)

歴史上高名な大名は数多くいますが、多くの場合、彼らの行った政策や改革にのみ注目が集まり、本来の性格や行いについて語られることは少ないように思います。

 

そんな中にあって、幕末の要人が秘密裏に作成したと考えられている『土芥寇讎記(どかいこうしゆき)』 という大名の暴露本とも言える史料があります。日本全国の243人の大名について、一般には知られていない大名たちの素行が赤裸々に評価されているとのこと。

 

その史料を元に書かれたものが、この『武士の通信簿』であり、大名の人柄を垣間見ることができる歴史エッセイ集です。

ちなみに、『武士の通信簿』を書いた背景について、別著『江戸の備忘録』の一節で語られています。

4位 江戸の備忘録

江戸の備忘録 (文春文庫)

江戸の備忘録 (文春文庫)

織田信長や豊臣秀吉、徳川家康、西郷隆盛など、誰もが知る偉人の話も面白いですが、江戸時代の文化や風習、教育事情など、教科書では知ることができないような、日本の国家や江戸の諸藩の構造についてわかりやすくまとめられた随筆エッセイ集です。

 

面白かったものの一つに「日本人の名前」の由来について書かれたエッセイがあります。

昔の「日本人の名前」には、「衛門」や「兵衛」という名をよく見かけますが、それは衛門や兵衛が元来は朝廷の衛士を示す官名であり、それを民間でも勝手に乗り始め、いつの間にか私的利用が定着したらしいです。

 

こういうトリビア的な知識も仕入れることができるので、歴史に詳しくない方でも楽しく読めると思います。

他にも「拍手は教育のはじまり」や「江戸時代の左利き」なども勉強になりました。

 

タイトルは「江戸の」と銘打っていますが、江戸時代以外にも安土・桃山時代の戦国武将、明治維新後の偉人や文化についても触れられています。

3位 司馬遼太郎スペシャル(100分 de 名著)

司馬遼太郎スペシャル 2016年3月 (100分 de 名著)

司馬遼太郎スペシャル 2016年3月 (100分 de 名著)

個人的に、ぜひぜひ読んでいただきたい本。特に司馬遼太郎ファンの方は必見の一冊だと思います。 

司馬遼太郎の作品を丁寧に分析し、司馬さんが現代を生きる我々に何を伝えたかったのか、そして「司馬史観」と呼ばれる司馬作品の観点はどのような背景から生成され、他の著者とはどのように異なるのか、磯田氏の鋭い分析力がここでも発揮されています。

 

磯田氏が本著の一節で、このような文があります。

歴史というのは、強い浸透力を持つ文章と内容で書かれると、読んだ人間を動かし、次の時代の歴史に影響を及ぼします。それをできる人が「歴史を作る歴史家」なのです。

過去を探究する歴史家が、実は未来の歴史を作ることができる。この言葉には、非常に感銘を受けました。

これは、一般の人を含めて歴史を調べることの意義なのかもしれませんね。

 

2位 武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新

武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

2010年に堺雅人主演で映画化され、磯田道史さんの名が一般にも認知されるようになった著書。

 

本が出版されたのは2003年で、内容も映画のようなストーリー仕立てではなく、ある武士が残した家計簿から磯田氏が幕末当時の状況を推測しながら語っていくドキュメンタリー形式の本です。磯田氏もまさかこの作品が映画化されるとは夢にも思わなかったようで、映画化の依頼を受けた当時の驚きを別著のエッセイでも述べています。

 

この作品を読みながら、磯田氏の状況推理力とデータ解析力に驚嘆した。

加賀藩で代々御算用者(藩の会計係)を務めた猪山家の4代37年にわたる膨大な出納帳を丁寧に調べ上げ、支出と収入の数字、そして勘定科目という2つの情報から、猪山家の家計状況、そして家庭環境を再現し、さらに猪山家という一つの"一般の下級武士家庭モデル"から、江戸時代当時の一般武士家庭の生活環境を帰納的に導き出していく展開は、読んでいてどんどん引き込まれました。

 

さらに、幕末の激動の中で、加賀藩の藩士である猪山成之が、新政府の軍事司令官・大村益次郎に見出され、海軍主計として出世していく経緯が本著の後半部分で描かれいる部分も非常に興味深いです。

 

一般教養書的な本なので、若干とっつきづらく感じる方もいるかもしれませんが、是非読んでみていただきたい本です。

 

ちなみに、映画化された『武士の家計簿』は2016年現在、Amazon Primeで無料公開されています。興味があれば、こちらも観ても良いかと思います。

猪山家の人々の三代にわたる家庭を描いた作品で、時代映画ながら戦闘シーンがあるのではなく、ある家族模様が描かれたほのぼの観れる作品です。

武士の家計簿

武士の家計簿

 

 

1位 歴史の愉しみ方

歴史の愉しみ方 - 忍者・合戦・幕末史に学ぶ (中公新書)

歴史の愉しみ方 - 忍者・合戦・幕末史に学ぶ (中公新書)

個人的におすすめしたい著書第1位は、『歴史の愉しみ方』。

こちらも歴史エッセイになりますが、筆者がいつ古文書を愛すようになり、 どのようにしてミミズが這ったようなくずし字が読めるようになったのか、磯田氏の歴史に対する思い入れ、そして愛情とも言えるあくなき探究心の素源を垣間見ることができます。

 

古文書の魅力、そしてそこから発見される歴史の忘れられた遺産。古文書に対し、真摯に向き合うことで、今を生きる術、そして未来につながる道標を見つけ出すことができるように感じました。

僕が古文書を自分でも解読できるようになりたいと真剣に考えるようになったのが、この本を読んでからです。磯田氏の歴史への愛を感じることができ、歴史好きの方はさらに歴史を知ることが好きになれる、必見の本だと思います。

 

この著書の説明については、最後に本著の紹介文を記載しましょう。

忍者の子孫を訪ね歩き、東海道新幹線の車窓から関ヶ原合戦を追体験する方法を編み出し、龍馬暗殺の黒幕を探る――。
著者は全国をめぐって埋もれた古文書を次々発掘。そこから「本物の歴史像」を描き出し、その魅力を伝えてくれる。同時に、歴史は厳しいものでもある。地震史研究にも取り組む著者は、公家の日記などから、現代社会への警鐘を鳴らす。
歴史を存分に愉しみ、現代に活かせる「歴史通」になりたいあなたへ。

amazon.co.jp

ちなみに、新幹線の車窓から関ヶ原の戦いを連想するという、筆者の習慣は微笑ましくもあり、自分でも早速やってみたいとも思いましたw

さいごに

今回は歴史学者・磯田道史さんのオススメ著書を紹介しました。

 

そもそも何で磯田氏について取り上げようと思ったかというと、単純に好きな作家さんだからという理由なんですけど、そもそも歴史学者というものに個人的にとても興味があるんですよ。

歴史学者のように、歴史の真実について深ぼっていく作業って、地道で根気がいる作業ながら、とても楽しそうだなと憧れがあるんですよね。

 

僕は歴史を調べるのが好きで、もともとは歴史小説とか読んでたんですけど、歴史小説はあくまで「小説」なんで、どうしてもフィクションが入ってしまいます。

例えば、僕も大好きな司馬遼太郎さんの作品でも、膨大な調査史料をもとに描かれてはいるものの、やはり主人公を美化したり、本来は出会っていない人が出会ったり、存在しない人物が描かれたりしています。

 

物語としては、それはそれで面白いんですけど、僕としては”史実”が知りたい。

何の着色もなく、良い面も悪い面もひっくるめて、素の人物を知りたいと思うわけです。そういう流れで、史伝文学系を読んだり、さらに明治初期に書かれた記録などを読んだりしています。

 

 

そんな中で、難しい古文書から興味深いお話を見つけ出し、一般人の僕にでもわかるような内容に嚙み砕き、丁寧に過去の真実を伝えてくれる磯田さんの著書は、僕にとってもシンプルに楽しい作品です。

 

今回は歴史系、特に文化面の要素が強い作品をメインに紹介しましたが、他にも興味深い著書が沢山ありますので、僕も引き続き読んでいきたいと思います。

 

 

ちなみに、ランキングには入れませんでしたが、2016年5月に映画化され、公開されたのが、『無私の日本人』です。

 

市井の中で生き、歴史に名は残っていないけれど、私利私慾ではなく、無私の心で自分たちが愛する町を救おうと取り組んだ日本人三人を描いた作品。

映画は観てないので何とも言えないですが、この本も傑作です。

 

無私の日本人 (文春文庫)

無私の日本人 (文春文庫)

 

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皆がポケモンGOにハマる中、デジモンtri.にハマっている件

ポケモンGOが日本全国を席巻していますね。

 

そんなポケモンまっしぐらな雰囲気の中、僕がこの2日間ウキウキして見てたのは、ポケモンではなく、”デジモン”でした。

 

別に、はかったわけではないんですけど、huluで昔のポケモンアニメが再放送されていて、「懐かしーっ」と思ってリモコンで選択しようとしたところ、なぜか思考回路が「ポケモン」の「モン」から「デジ"モン"」を連想させ、気づけば『デジモンアドベンチャー』を検索してました。

 

デジモンファンの中では有名ですが、実はデジモンアドベンチャーは2015年に続編が製作されています。

それが『デジモンアドベンチャーtri.』。

 

デジモンアドベンチャーtri. 第1章「再会」

デジモンアドベンチャーtri. 第1章「再会」

 

デジモンアドベンチャーは大好き過ぎて、過去に何度ヘビロテしたかわからないですが、実を言うとこの続編のアニメは未だに見ていませんでした。

 

全6章からなる作品で、第1章が公開されたのが2015年の11月。

既に半年以上が経過してからの、ようやくのキャッチアップになりますが、観る体勢MAXに整えて視聴を開始しました。

※今日はマニアックなネタなので、デジモンに興味なければスルーしちゃってくださいw

 

『デジモンアドベンチャーtri.』のあらすじ

先に、デジモンアドベンチャーtri.をご存知ない方の為に、ざっくりとしたストーリーを紹介しておいた方が良いですよね。

 

八神太一ら「選ばれし子どもたち」が
異世界・デジタルワールドへ渡ったあの夏の冒険から6年。
そして、八神ヒカリたちとベリアルヴァンデモンとの最後の戦いから
3年の月日が流れようとしていた。

平穏な毎日が続くなか、いつの間にか閉じてしまったデジタルワールドへのゲート。
選ばれし子どもたちにもその原因は分からぬまま、時間だけが過ぎ去っていく――

そんなある日、突如としてお台場の街にクワガーモンが出現。
その暴走により街は破壊され、人々は大混乱に陥る。
クワガーモンを偶然見かけた太一は、その暴走を止めるために
単身その姿を追いかけるのだった。
しかし、クワガーモンと対峙するも、どうすることも出来ない太一。

「だめだ…俺一人じゃ、なにもできない…」

咆哮とともにクワガーモンが太一に襲いかかったその瞬間、
デジヴァイスが大きな光を放ち始めた――
「太一、でっかくなったなーっ!」
懐かしいあの声とともに、物語は再び大きく動き始める。

八神太一、17歳、高校生。
今、再び 冒険が進化する―

digimon-adventure.net

 

ざっくり言えば、『デジモンアドベンチャー』から6年後の世界を描いた作品。

 

選ばれし子供たちはそれぞれ成長し、主人公の八神太一は高校二年生になっており、青春と思春期の真っ只中にいます。

過去の戦いも過ぎ去り、それぞれが日々の平和な生活を過ごしていたところ、ある日お台場にクワガーモンが現れたところから、物語はスタートしていきます。

 

クワガーモンといえば、「無印」と呼ばれる、一番初期の『デジモンアドベンチャー』で、選ばれし子供たちがファイル島にやってきた時の最初に現れた敵デジモンでもあります。それのオマージュであるかのようなクワガーモンの出現に、思わず懐かしさを感じました。

 

子供たちのファッションの進化

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みんなそれぞれ成長してます。

 

ネットを見ていると、ミミが可愛くなったという評価が多いみたいですね。

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でも小学生の時は、他の子供とは一線を画したファッションセンスを披露していましたが、高校生になると単なるギャルみたいになってしまってます。

 

これは他のメンバーも同じだけど、服装が現実離れしたぶっ飛び方(太一はなぜかゴーグルつけてたりとか)をしてたものが、現実路線に合わせていくためか、ファッションにもリアリティが追求されていることは若干寂しい気もしなくもありません。

 

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太一もヤマトも光子郎も、あの手袋はどこにいったんだ。

普通にイケメンファッションしとるやないか!と思わずツッコミそうになりました。

 

ソラも、あのヘルメット帽子はどこにいったんだ。

ヘルメット帽子の紐を結ばず垂らしたままにしているよくわからんファッションが、それはそれで可愛く見えたから不思議ではあります。

 

帽子で言えば、タケルの帽子って何なの?現実世界では絶対に売ってないような代物でした。

そのタケルくんも、今やイケメンキャラへと変貌してしまいました。嬉しいような、寂しいような。これもまた、進化ですね。

 

相変わらずデジモンが可愛い

これが一番見ていて嬉しかったことですが、子供たちは外見や内面含めて変化したものの、デジモン自体は昔のままでした。

 

僕はあまり声優とかには詳しくないですけど、各デジモンの声優陣も変わらずに担当してくれたことが非常に良かったです。これは素直に嬉しい。

 

作画とかキャラ変で賛否両論あるみたいですが、個人的にはデジモンが変わってなければそれでいいやと思いました。

相変わらず可愛いし、アグモン元気だし、パタモン可愛いし。

 

そして、進化の時の映像は大きく変化があって、これも否定的な見解がありますが、僕としてはBGMの「brave heart」をそのまま使ってくれたことが嬉しいかったです。

やっぱり進化の音楽はこれじゃないとね。この曲が変わってないだけで、懐かしさが倍増します。

 

賛否両論な太一のキャラ変について

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digimon-adventure.net

デジモンアドベンチャーtri.は賛否両論が非常に激しい作品だと思います。

やはり昔ながらのイメージや印象が色濃く各自の記憶に残っている分、それを崩されたくない気持ちはわかりますし、自分の想像通りであって欲しいという気持ちもあります。

 

そんな中でも、一番批判の的となっているのは、主人公である太一の性格の変化。

 

サッカー少年で、一見無鉄砲ながら、人に優しく頼れるリーダーであった太一ですが、高校生になって、大人的な冷静な判断ができるようになっており、むしろ危機感に恐怖を覚える臆病な一面が強調されています。

その描写に、太一のキャラが変わってしまったと嘆く声もあるのだと思います。

 

僕もデジモンにはあまりリアルな悩みや葛藤などは入れずに、単純な冒険物として楽しみたいという意見に賛成ではあります。

そもそもデジモンってそんなアニメじゃないし、バトルものであり、冒険ものであり、子供の夢と好奇心がいっぱいにつまった作品ですので、それは変わらずに描いて欲しいと思います。

 

しかし、一方で、太一の性格の変化はある意味、あの子供時代からすると、意外と自然な流れなのではないかとも思ったりします。

 

太一は勇気の紋章を持ってるくらいなので、勇気があり、何事にも積極的に進んでいく冒険心もある少年です。

ですが、無印のある回で、高圧電流が流れているフェンスをくぐりぬけるというシーンが出てきます。

 

最初は何も考えずに怯むこともなく、すらすらとフェンスをくぐり抜けていく太一でしたが、それが実は現実世界の自分にも影響を与える非常に危険なことだということを光子郎から警告された後、今度は恐怖から一歩も進めなくなってしまい、さらわれたソラを追いかけることができなかったという一場面がありました。

 

その後、太一はその恐怖を乗り越え、勇気の紋章を手に入れるのですが、このような場面から考えると、太一の行動力の裏側には無知というものがあり、逆に潜在的には非常に臆病な一面を元から併せ持っているように思います。

 

そう考えると、子供の頃は何でも無邪気にできたものでも、高校生となり、様々なことを知っていくにつれ、警戒心も高まり、むしろ臆病な部分が強くなっている、という描き方はあながち間違いでもないのかなと考えたりするわけです。

 

しかし、太一の凄さはそのような弱さを持ちながらも、人のため、何かのために、自分の弱さを克服し、それを乗り越え、進んでいく力を持っていることです。だからこそ、太一の強みであり、与えられた紋章は「勇気」なのだと思います。

 

tri.でも今後の展開で、再び太一はその「勇気」を示してくれることでしょう。

 

まとめ

なんかまとまりなく、いろいろ書いてきましたが、総じて『デジモンアドベンチャーtri.』の感想としては、非常に面白かったです。

 

第2章の展開に不満がある部分もないわけではありませんが、それでも子供の頃から大好きなアニメ作品であるデジモンを現代に復元し、その後を描いた作品を作ってくれたことに対しては素直に嬉しく思います。

 

全部で6章から成る作品で、現時点はまだ第2章までしか出ていません。

第3章は2016年9月の上映を予定しているとのこと。2章でも大きな進展があったので、3章も早く観たいものです。

 

ポケモンも良いけれど、少年の夢がつまった"デジモン"も目が離せませんね。

 

 

こちらの記事もデジモン記事です。

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