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USJの『ドラゴンボールZ・ザ・リアル 4-D』に行ってきた感想

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久々にUSJに行ってきました。

 

目的はもちろんこれ↓

www.youtube.com

 

『ドラゴンボールZ・ザ・リアル』です。

 

ドラゴンボールファンとしては行くしかないアトラクション。

ふとCMを観て、次の日ソッコーで行ってきましたw

 

ってなわけで、アトラクションの内容と体験した感想を書いていこうと思います。

 

※基本的にはネタバレなしで書くつもりですが、書いてくうちに若干のネタバレがあるかもしれませんので、事前情報を知りたくない!って人は、アトラクション体験してから読んでいただければと思います。

『ドラゴンボールZ・ザ・リアル 4-D』とは?

どんなアトラクション?

さて、このアトラクションはどんなものかといえば、フル3-DのCGアニメーションで制作されたもので、3-Dでスクリーンから飛び出したような臨場感のあるドラゴンボールの世界をリアルに体感できるものになっています。

さらに、普段は『シュレック』や『スヌーピー』が上映されているスタジオならではで、水がかかったり椅子が動いたりと、さらに迫力を増す演出が加えられています。

 

ストーリー

ではストーリーはどんな内容かというと、

ドラゴンボールで復活を遂げたフリーザが、
再び目の前に立ちはだかる!
絶望的なまでの最強な戦闘力で繰り出すフリーザの攻撃に、
悟空は絶対絶命のピンチに陥る。
立ち向かうためには、みんなの力が必要だ!

usj.co.jp

というものです。

 

「私の戦闘力は53万です」でおなじみのフリーザが、「戦闘力53億」で復活。

どんだけパワーアップしてんねん。10000万倍です。

 

それに立ち向かう孫悟空たち。はたして地球の危機を救えるのか。

 

開催期間

ちなみに、開催期間は2016年7月1日(金)から9月4日(日)までの約2カ月間限定のイベントです。2016年夏の特別企画として開催されています。

 

『ドラゴンボールZ・ザ・リアル』の感想

では、実際にアトラクションを体験した個人的な感想を書いていこうと思います。

よくぞやってくれた

まずは、声を大にして言いたい。

 

あざーーす!! 

USJさん、そして森岡毅さん、よくぞやってくれました!

我らがヒーローのドラゴンボールのアトラクション、よくぞ作ってくれました!

 

ネタバレを避けるために詳細は言わないですが、フリーザ復活のシーンだったり、スーパーサイヤ人への変身シーンは昔からのファンには感動ものです。

映画やアニメでの新番組はすでにスタートしてるし、格闘ゲームだって色々出てますが、体験型のアトラクションとして作り上げてくれたことに価値があるように思います。

 

舞台はUSJ!

舞台はドラゴンボールのよく見る都市での戦いから徐々に場所を移動していき、ついにはUSJの我々が観ている"その場"に悟空とフリーザがやってきます。

そして、場内でのバトルが繰り広げられる展開は、ドラゴンボールと現実の間にある第4の壁が突破し、CMさながらの臨場感を体感することができました。

悟空が僕たちに語りかけてくれることも嬉しかったですが、フリーザに小馬鹿にされるのも意外と嬉しかったですw

 

悟空以外のあのメンツも登場?!(ネタバレ注意)

フリーザと悟空のバトルがメインですが、後半では忘れてはいけないお馴染みのクリリン、ベジータ、ピッコロも登場します。

それぞれが持ち技を連発。クリリンの気円斬はさすが。フリーザの尻尾を切った偉業は健在でした。

 

少し残念なところ

残念なところは、ムービーの上映時間が短いということ。アトラクション時間が数分程度の為、ムービーが終わると「え、もう終わり?」と若干の物足りなさがありました。

 

また、4-Dの醍醐味として3-Dの立体映像に加えて、水しぶきがかかったり、衝撃に合わせて椅子が動いたりするのはリアル感を増幅させてくれて楽しいです。

 

ただ、以前に『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の映画を観た際に体験した「4DX」がすごすぎたので、そこまでの感動がなかったのが残念。

majicpie.hatenablog.com

 

施設の改築には多額の設備投資がかかりますし、アトラクションリニューアルや追加の優先順位としても4-Dのリニューアルは低いかもしれませんが、このあたりも徐々にWOW!と思えるものにしていってもらえると嬉しいなーと思います。

 

結論、フリーザ人気は絶大

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youtube.com

体験した感想として結論を言えば、やっぱり「面白かった」です。

若干物足りなさもあるものの、是非一度体験をおすすめするアトラクションには変わりありません。

 

そして、今回のアトラクションを通じて思ったことですが、やはり「フリーザの人気は今も絶大」だということ。

 

ドラゴンボールは、フリーザ以外にもピッコロ大魔王、人造人間、セル、魔人ブウなどなど、多くの宿敵がこれまでに登場しました。

それでもこれだけ何度も復活を遂げ、新たなる敵として現れたのは、悪の天才フリーザだけです。直近だけでも『ドラゴンボール 復活の「F」』だけでなく、『ドラゴンボール超(スーパー)』でも登場しています。

 

フリーザの人気は今も昔も変わらず、あの人を完全に見下した不気味な笑みと、言葉づかいだけやけに丁寧な「ですます」の口調が人を惹きつけてやまないのでしょう。

 

2016年夏限定のアトラクションなので、ぜひ行ってみてください。

あ、アトラクションへ行く際には、マキシマム ザ ホルモンの『F』を聴きながら、テンション上げていきましょう!w

 

ではっ!

 

www.usj.co.jp

歴史好きは観てほしい!おすすめの歴史番組6選まとめ

歴史モノのテレビ番組は意外と多い。

BS番組が充実してきてからは、特に歴史番組は多くなってきたように思います。

 

僕は歴史研究が好きで、歴史小説だけでは飽き足らず、過去の文献や史料を読んでいるんですが、加えてテレビの歴史番組もとても好きです。

なので、"歴史"と名がつけば、とりあえずは一度観てみようとしています。

 

今回は日頃僕が観ている歴史番組の中でも、特におすすめしたいTV番組を6作品ご紹介したいと思います。

 

歴史大好きな僕が選ぶ、おすすめの歴史番組6選

英雄たちの選択

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video.hikaritv.net

僕が一番好きな歴史番組といえば、この『英雄たちの選択』。

毎回歴史に名を残した偉人の"人生の選択"を取り上げ、歴史を大きく動かした彼らの選択に対し、専門家たちが自分たちの見解を主張し合う番組です。

 

この番組の特長は、毎回異なるテーマについて、様々な業界の専門家たちによる熱いディスカッションが繰り広げられること。

 

他の番組では毎回異なる専門家が一名、多くて2名程度出演し、各回のテーマとなる時代背景や人物について説明していく形式がほとんどです。そうすると、その専門家の考えや主張があたかも一般論もしくは史実であるかのように語られてしまうという欠点があります。

 

しかし、この番組ではゲストの専門家が、司会の磯田さん以外にも毎回4名以上出演され、しかも歴史研究家だけでなく、国際交渉人、経済ジャーナリスト、心理学者など様々な分野で活躍する有名なエキスパートが、持論を述べ合うことで、一つの歴史の事象や人物に対しても多角的に学ぶことができます。

 

これは『そこまで言って委員会』の形式にも似てますね。もっと協調性はあるけどw

 

この番組を観ていると、徐々に歴史業界の重鎮や有名な方が誰かわかってきます。

ここに登場している方が他の歴史番組でもコメンテーターとして出演していることも多いです。

 

そして、司会の磯田道史さんが最後に総括として話をまとめるんですが、そのまとめ方の上手さに毎回脱帽しています。

自身も大学教授で歴史研究家であるからこそわかる膨大な知識と、そこから導きだした見解が非常に興味深い。

 

磯田さんの著書も好きで、よく読んでます。

とくにオススメなのは、映画化された『武士の家計簿』よりも『歴史の愉しみ方』というエッセイ的な文庫。

歴史の愉しみ方 - 忍者・合戦・幕末史に学ぶ (中公新書)

歴史の愉しみ方 - 忍者・合戦・幕末史に学ぶ (中公新書)

 

 

出演している専門家の方々の文献も良書が多いです。松重豊さんのナレーター(語り)も絶妙。

この番組についてはもっとじっくり語りたいな。放送はBSプレミアムです。

www4.nhk.or.jp

 

にっぽん!歴史鑑定

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bs-tbs.co.jp

続いては、俳優の田辺誠一さんが歴史鑑定士としてメインキャストを務める歴史系のテレビ番組です。放送はBS-TBS。

 

この番組は、毎回日本史のテーマで生じた疑問に対して、田辺さんが謎解きをしていく形で構成されています。

 

オーソドックスな番組内容ですが、有名な幕末の志士や戦国武将をとりあげるだけでなく、「歌舞伎が人気となった理由」や「居酒屋が栄えた原因」など日本の文化や習慣がどのように形成されていったのかという日本文化を学べる興味深いテーマも多くあります。

 

twitter.com

 

THE 歴史列伝 ~そして傑作が生まれた~

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bs-tbs.co.jp

俳優の六平直政さんとTBSアナウンサーの佐藤渚さんがナビゲーターを務める歴史番組。

 

スペシャルを除いて、毎回日本史上の偉人を取り上げて紹介してくれるテレビ番組です。この番組はBS-TBSにて、2014年4月11日から2016年3月25日まで約2年間にわたり放送されました。

 

この番組の特長は、偉人の人生を追いながら、その人の人生を6つの坂「六坂」で区切って紹介されていきます。これは案内人の「六平」さんと掛けたものですね。

 

そして番組のクライマックスの「六坂」では、六平さんが総括を語り、最後に決めゼリフ「グッジョブ!!」で締めます。

 

個人的にはクライマックスで総括を語っている時よりも、各合間合間に語る六平さんの見解の方が見識が深い内容で勉強になりました。グッジョーブ!

www.bs-tbs.co.jp

その時歴史が動いた

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video.hikaritv.net

昔大好きだったNHKの歴史番組、『その時歴史が動いた』。

2000年から2009年にかけて約9年間、計355話が放送されました。すごい歴史ある番組です。歴史だけに

 

テーマは日本史に限らず、世界史からも挙げられていました。毎回のお題は、タイトルの通り、時代が変革したターニングポイントとなる史実を取り上げています。

 

司会の松平定知アナウンサーが、番組のクライマックスの場面でいう決め台詞、「そして、いよいよ"その時"がやってまいります」が良い。

松平アナウンサーの落ち着いた語りが重厚感があって番組の風格を作っていたように思います。

 

もう一度観たい方は、DVDも発売されてるみたいです。

NHK「その時歴史が動いた」 幕末編 DVD-BOX

NHK「その時歴史が動いた」 幕末編 DVD-BOX

 

 

ちなみに、NHKオンデマンドでも観れるみたいですよ。

www.nhk-ondemand.jp

 

歴史秘話ヒストリア

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www4.nhk.or.jp

おそらく現在放送されている歴史モノのTV番組の中では一番メジャーな番組。

『その時、歴史が動いた』が放送終了となり、バトンタッチで始まったのが『歴史秘話ヒストリア』です。

 

"歴史秘話"というタイトルだけあり、文献や当時の人物が残した記録から、歴史上の人物や事象のあまり知られていない側面を垣間見ることができます。

 

www4.nhk.or.jp

 

タイムスクープハンター

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applision.com

最後に、歴史番組と言って良いのかわからないけど、とても好きな歴史エンターテイメント番組を紹介します。

 

それが『タイムスクープハンター』。

この番組は、史料をもとにして、日本史の様々な時代における当時の民衆の生活の一端をドキュメンタリードラマ風に制作した番組です。

 

ストーリーとしては、タイムスクープ社の「時空ジャーナリスト」である沢嶋雄一(要潤)が、様々な時代をタイムスリップしながら、歴史では語られることがないような庶民の生活ぶり・生き様を密着取材し、"本当の歴史"を発見しようとするもの。

 

密着ドキュメンタリーチックに作られたこの番組は、逆になんとも言い難いリアル感があります。戦のシーンなんか、普通に戦争中の撮影さながらです。

ちなみに、こういうドキュメンタリー手法をモキュメンタリーっていうらしいですね。

 

取り上げている内容が他の番組では語られることがないような一般庶民をターゲットにしていることから、当時の時代風景を知る上でも興味深い企画です。

www.nhk.or.jp

 

進行役で主役を務める俳優の要潤さんをはじめ、タイムスクープ社のナビゲーター・古橋ミナミ役として女優の杏さんも出演されているという豪華ぶり。

 

タイムスクープハンターは人気があったらしく、2013年に映画化もされました。 

それが『劇場版 タイムスクープハンター -安土城 最後の1日-』です。

 

僕はhuluで観ましたが、意外と予算もかけてそうでNHKの本気度が伝わりました。

ここまでするとフィクション感は否めないけど、ストーリーとしても面白い内容になってました。

 

登場人物は、おなじみの要潤さんや杏さんに加え、ヒロインには女優の夏帆さんも出演されています。

 

まとめ

今回は、僕が個人的にオススメした歴史番組についてまとめました。

様々な番組があって、それぞれ特長があってどれも面白いです。

 

歴史番組で語られることがすべて史実だというわけではなかったり、かなり省略されてしまっていたりすることももちろんあります。でも、楽しく新たな知識を得られる番組が多いことは、単純に嬉しいですね。

 

同時に、歴史テーマ自体はネタに限りがあり、取り扱うテーマも幕末や戦国時代などの人気テーマがほとんどで、似たような話題も多くあると思います。

それでも見ていて飽きないのは、各番組の見せ方や語りの工夫、そして番組スタッフの方の絶え間ない情報収集によるものでしょう。

 

これからも楽しい歴史エンターテイメント番組が制作されていくことに期待したいと思います。ではっ!

 

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トップセールスマンと売れない営業マンの10の違い

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僕は新卒で社会人になってから約7年、常に営業という職に関わってきました。

そして、金融機関やIT企業で働いていく中で、多くの優れた営業マンと出会ってきました。

 

それは同じ会社の先輩や上司で会ったり、取引先の経営者であったりと様々で、売ってる商材も違えば、立場や人間性も全然異なります。

スマートなサラリーマンもいれば、ノリノリのチャラい人もいますし、逆に一見めちゃくちゃ気弱そうな人もいました。

 

しかし、その方々と一緒に仕事をしていく中で、めちゃくちゃすごい成果を上げる営業マン、いわゆる"トップセールスマン"には、幾つかの共通点があることに気づきました。

また、僕は彼らから学ぼうと、出来るだけ飲み会や仕事の席で色んな質問をぶつけました。すると、彼らの誰もが惜しげもなく、自分なりのノウハウを教えてくれました。

 

今回は僕がトップセールスマンから学んだ、「売れる営業マンと売れない営業マンの決定的な違い」についてご紹介したいと思います。

 

営業と一括りに言っても、個人向けの営業と法人向けの営業では相違が出てくるところもあると思います。そこで、今回は企業を相手とした営業、つまり「法人営業」の営業マンを想定して書こうと思います。

 

トップセールスマンに聞いた売れる営業マンと売れない営業マンの10の違い

トップセールスマンは、常に主体的である
売れない営業マンは、常に相手に合わせようとする

自社の商品を売るためには相手に気に入られなければいけないと考え、相手の要望をひたすら聞いてしまう。このような御用聞き営業になってしまうと、商談の主導権は完全に顧客側にあります。主導権が相手にあれば、値引き交渉や無理な要望へと話が進んでしまう可能性もあります。これでは適切な提案も出来ません。

トップセールスマンは、常に主体的であろうとします。商談の席では、相手の話を聞きながらも、自分が相手に合わせるのではなく、自分が適切な方向へ顧客を導こうとします。

それは相手を無理にコントロールしたり、誘導するというわけではなく、あくまで顧客の立場に立って、顧客にとって何が良い提案となるのかを考えながら進めていきます。

 

トップセールスマンは、大きく獲ろうとする
売れない営業マンは、とにかく最低ラインでもいいから獲ろうとする

売れる営業マンは大きく提案します。逆に、売れない営業マンはとにかく成績を上げたいがために、値引きに値引きを重ねた最低ラインでの提案をしがちです。

大企業との提携をバンバン決めてくるエース的な営業マンの先輩が、ある日教えてくれたことがあります。

「俺は無理やりデカく売上を上げようとしてるんじゃない。ただ、お客さんにとって適切なものを適切な量だけ提案してるだけ。逆にミニマムのプランでもいいから、とにかく始めましょうって言う方がよっぽど自分勝手だと思う」

本当にお客さんのことを考えたら、金額に関係なく本当に適切なものを提案しなければ、実際には使えないし、双方にとってWin-Winにならない。

 

トップセールスマンは、相手に話させる
売れない営業マンは、自分がひたすら話す

僕が営業に同行していて気付いたこと。それは、売れる営業マンはとにかく相手に話させているということ。

営業力を鍛える本などでも「質問力が大切」ということが最近よく言われてますが、トップセールスマンはとにかく質問に徹しています。

 

しかし、質問と言っても、単になんでも聞けばいいというわけではなく、幾つかの特徴があるように思います。

まず、その質問が短的であるということ。

「こちらの質問が長くなればなるほど、言いたいことがわかりづらいし、相手の返答は短くなる。だから、常に短的に要点をまとめて質問して、相手に話してもらうんだ」(以前の上司の教え)

次に、自分が言いたいことを質問の形で相手に言わせる。

「人は自分が考えたことには納得するけど、他人から押し付けられると反感を持つ。だから、自分が伝えたいことは質問の形で相手が自ずと答えるようにするんだ」 

結構ハードル高いですが、これができればめちゃくちゃ強いでしょう。

営業の「聴く技術」 新版―SPIN「4つの質問」「3つの説明」

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トップセールスマンは、顧客を知ろうとする
売れない営業マンは、自社の商品・サービスを知ってもらおうとする

売れない営業は、自社のサービスや商品をひたすら売り込もうとしてしまいます。そして、それに相手が賛同してくれなければ、「なぜ相手はこの商品の良さがわからないんだ」と自問自答を繰り返すことになりがちです。

しかし、僕が見てきたトップセールスマンの多くが、意外なことに商品を売ろうとはしていません。自社の商品の良さを語る代わりに、顧客について徹底的に知ろうとします。

顧客の事業内容、課題、対面者の評価軸など、相手の状況を具体的にヒアリングし、その上で自社商品がどう貢献出来るのかを考えていきます。

僕の先輩でめちゃくちゃ売上を上げまくる営業マンは、「俺たちの商品自体に価値があるわけじゃない。価値とはお客が決めるもんだ」と教えてくれました。

 

トップセールスマンは、相手から頼られる
売れない営業マンは、相手から煙たがられる

売れない営業マンは、どうしても相手に買ってもらいたいという意識から卑屈になってしまいがちです。すると、顧客から信用されるどころか、単なる御用聞きになってしまい、こちらから提案しようものなら煙たがられてしまいます。

一方、売れる営業マンは、顧客からも非常に信頼されます。

「今こういうもの導入しようと思ってるんだけどさぁ、◯◯さんはどう思う?」というように、営業マンというよりは、むしろ"コンサルタント"のように意見を求められる現場を何度も見てきました。

それだけ信頼されていれば、何かあればまずはその人のところに依頼が来ますし、必然的に紹介も増えていきます。

 

では、なぜ彼らが顧客からそれだけ信頼されるかとなんですが、その理由のヒントになることをある営業コンサルタントの方から聞きました。

「僕は商談をする時は、一時的に自分が相手の企業に転職した気になって考えるんですよ。それで上司から『この商品を導入しようか検討してるんだけど、君はどう思う?』と聞かれた時に、自分はどう答えるかを想像しながら提案するんです」

「営業している」という意識が強ければ、どうしても「自社 対 顧客」という図式になってしまいます。しかし、自分が顧客の立場になって考えることで、本当に相手の身になった提案が出来るんだと思います。

そして、そのような提案をしてくれるからこそ、トップセールスマンは顧客からの信頼を集めるのでしょう。

 

トップセールスマンは、「あともう一件」と思う
売れない営業マンは、「今日はもう帰ろう」と思う

ある経営者の方とお話していた際に、「自分が考える営業の秘訣」を教えていただいたことがあります。それはその方が起業し、何もないところから飛び込みで仕事を作っていった時のことでした。

「僕は営業力があるとは自分では到底言えない。けれど、とにかく自分がやってることを続けようとしてきた。飛び込み営業をしてどれだけひどい断られ方をされても、とにかく次へ行こうと続けた。そして、夕方になってもう帰りたいなと思った時、『あともう一件だけ行こう』と思って営業を続けた。すると、その最後の一件で思わぬ契約が取れたりする。営業はとにかく続けることが何より大切なんだ」

まさに「継続は力なり」である。

 

トップセールスマンは、圧倒的な"量"をこなす
売れない営業マンは、言い訳して行動しない

「量は質に転換する」とはよく言われますが、実際にトップセールスの営業マンは圧倒的な行動量をこなしています。

普通なら面倒くさがったり、気が引けてしまうテレアポや飛び込み営業もバンバンこなし、そこからどんどん案件をつくっていました。

そして、数をこなせばこなすほど、経験値が溜まり、徐々に見極める力もついてきます。そうなれば、より一層受注率は高まり、受注件数も増え、仕事のモチベーションが高まっていく。という良いスパイラルに入っていけます。

 

サイバーエージェントの藤田晋社長も著書『藤田晋の仕事学』の中で、自身が勤めていたベンチャー企業で以前トップセールスを上げていた営業マンは、とにかく数をこなすことをためらわない人だったと述べています。

藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー

藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー

 

 

トップセールスマンは、マインドを大切にする
売れない営業マンは、テクニックを大切にする

営業にはこれという正解があるわけではなく、状況やタイミング、相手のニーズによっても提案の仕方は全く異なります。さらに言えば、売れる営業マンの真似をしてそっくり同じ言葉で話したとしても、同じように顧客に伝わるというわけでもありません。

しかし、売れない営業マンはどうしても"テクニック"に走りがちです。売れる営業マンがやってる小手先の手法だけを真似して、付け焼刃で成果をあげようとしてしまいます。

一方、トップセールスマンは"マインド"を重視します。

「顧客の課題は何か?自社のサービスの意義は何か?」という本質的な疑問を自分へ投げかけ、そこから具体的な話法や手法を導き出します。

 

トップセールスマンは、商談以外の状況までコントロールしようとする
売れない営業マンは、目先の商談のみにフォーカスする

通常営業マンは目先の商談のみに集中しがちです。その商談でどういう提案をするか、どういう情報を掴みとるかなど、その場の商談の成否のみを考慮し、商談の席で相手が「良いですね、契約したいです」という言葉を言おうものなら、心の中でガッツポーズをしてしまいます。

しかし、実際に契約はその商談の場にいる担当者だけで決まるというケースは稀です。

実はキーマンは別にいたり、決裁フロー上、全く関係のない部署を経由しないといけない場合もあります。そうなると、その場でどれだけ良い返事をもらったとしても、その担当者が社内で上申した際に、同じように賛同をもらえなければ、結局契約は流れてしまいます。

その為、売れる営業マンは、商談時の担当者だけではなく、その後の決裁ラインやその場にいないキーマンをもしっかり掴もうとします。そして、彼らがどういう反応をするかを把握し、彼らに賛同を得るための方法を導き出します。

トップセールスマンは、自分の行動を振り返る
売れない営業マンは、振り返らずに次へ行く

今の職場に就いた時、営業ノウハウを教えてくれた仲の良い先輩がいるんですが、その先輩は部内で毎月トップセールスをあげていました。

しかし、その先輩は入社当時、皆んながバンバン売っていく中、半年経っても全く売れず、もう辞めようかと真剣に悩んだそうです。

そんな中でも何とか成果を出そうと考えて始めたのが、「毎回の営業を振り返ること」。商談が終わるたびに、「商談を終えた今の情報量があった上で、自分は同じような提案と質問をしただろうか?」と振り返りを行い、実際の営業内容と本来やるべき提案方法とを比べ、どこを改善していくべきかを一つ一つ洗い出し、それを繰り返していったそうです。

その結果、徐々に売り上げが上がっていくようになり、気づけば月間に5社契約が決まればすごい!と言われていた時期に、20社との契約を決めるという離れ業を成し遂げました。

量をこなしていくことは重要ですが、そこに反省や改善がなければ成果は出ない。自分のミスを振り返ることは嫌な作業ですが、それをコツコツとこなすことで、それが次の商談へと活きていく。

 

あとがき

多くのトップセールスマンに指導いただき、アドバイスをいただくことで、営業力があるとはお世辞にも言えない僕ですが、営業という仕事を続けられています。

上記すべてを一気に意識していくことは難しいですが、少しずつでも意識して仕事をしていくことで、働き方は大きく変わっていくだろうなと思います。

今回は僕が日々の仕事から学んだことを共有しました。ではっ!

超テンションが上がる曲!おすすめ人気50曲を真剣に厳選した【邦楽編】

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 今回は、聴いてて思わずテンションが上がってくる曲、そして皆とカラオケで盛り上がるおすすめ曲を紹介したいと思います。

 

改めてリストアップしてみると、テンション上がる歌ってめちゃくちゃあって、どれを載せようか悩んだんですが、今回はおすすめの人気曲の中で、邦楽から50曲を厳選しました。

 

出勤前や登校前にテンションを上げたい時、皆と旅行やカラオケで盛り上がれる曲をバンバン紹介しまーす。チェーケラッ!

 

※本当はどの曲にもYouTube動画を添付したかったんですけど、そしたらページが超重くなってしまうので、YouTube動画へのリンクのみ添付してます。
「この曲聴きたい!」ってものがあれば、クリックして視聴してくださいな。

テンションが上がる!カラオケにもおすすめな人気曲50選(J−POP編)

『The Beginning』 ONE OK ROCK

www.youtube.com

大好きなワンオクの一曲。映画『るろうに剣心』のエンディングテーマでもあります。
ワンオクを知らずに初めた聴いた方は「えっ、これ日本人?」ってくらいに日本人離れした曲調と英語力です。

『Deeper Deeper』とか『Clock Strikes』も良いよね。ワンオク特集も書きたい。

『高嶺の花子さん』 back number

www.youtube.com

バックナンバーの大好きな曲の一つ。

誰もが経験したことあるような歌詞とサビで一気に盛り上がる曲調が最高。

『Fantasista』 Dragon Ash

www.youtube.com

ドラゴンアッシュの名曲。歌詞もめっちゃカッコイイ。

ちなみにDragon Ashの意味は「Drag On Ash(たらたらしてたら灰になる)」に基づいているらしいです。由来もカッケー。

『虹』 福山雅治

福山雅治 「虹」 (Full ver.) PV - YouTube

ウォーターボーイズのテーマソングであり、思わず学生時代が懐かしくなるテンションが上がる一曲。

サビもめっちゃ良いけど、Cメロの「僕らがいつか風を手に入れるその時。僕らがいつか虹を手に入れるその時」というところも良いよね。

『カルマ』 BUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKEN『カルマ』 - YouTube

バンプ・オブ・チキンの名曲。「必ず僕らは出会うだろう。同じ鼓動の音を目印にして」というサビは最高。バンプの歌詞はとても美しいなと思います。

バンプなら『天体観測』も懐メロとしてテンション上がりますね。

『アポロ』 ポルノグラフィティ

ポルノグラフィティ 『アポロ』("OPEN MUSIC CABINET"LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007") - YouTube

1999年にリリースされた、ポルノグラフィティのメジャーデビューシングル。

アポロ11号の壮大さとそれを成功へ導いた人たちの努力を考えれば、もっともっといろんなことが出来そうだ。

『ギリギリchop』 B'z

B'z / ギリギリchop - YouTube

B'zの名曲中の一つ。B’zは他にも『ultra soul』や『アラクレ』等などおすすめの盛り上がる曲がたくさんありますよね。

『青春』 THE HIGH-LOWS

THE-HIGH-LOWS/青春 - YouTube

ザ・ハイロウズの名曲。ダウンタウンの松本人志とSMAPの中居正広が主演を務めたドラマ『伝説の教師』のテーマ曲でもありました。

『Salamander』 ELLEGARDEN

ELLEGARDEN - Salamander - YouTube

エルレガーデンの名曲の一つ。エルレの曲はどれもテンションが上がるハイな曲が多いです。活動休止しちゃってるけど、早く再結成してほしいなと切に思います。

他にも、『ジターバグ』や『Missing』など紹介したい曲が山のようにある。

『PERFECT HUMAN』 RADIOFISH

【MV】RADIOFISH「PERFECT HUMAN」 - YouTube

オリラジ再ブレークの一曲。「NA•KA•TA」の部分を歌う人の名前で叫べば、カラオケで超盛り上がります。

江南スタイルのパクリと批判もありますが、テンションが上がる曲に違いはない。フライングマンでノリノリでいきましょー。

『One Night Carnival』 氣志團

氣志團 / 「One Night Carnival 2013」 MUSIC VIDEO-short ver- - YouTube

このダンスをマスターすれば、余興も接待カラオケも怖くない。

『行くぜっ!怪盗少女』 ももいろクローバー

ももいろクローバー/行くぜっ!怪盗少女(MOMOIRO CLOVER/IKUZE! KAITOU SYOUJO) - YouTube

ももクロのメジャーデビュー曲。「全力少女」のキャッチコピーがめちゃくちゃ似合っってる。動画付きで見てたら、ファンじゃなくても彼女らの全力感に思わずテンション上がってきます。

『イケナイ太陽』 ORANGE RANGE

ORANGE RANGE イケナイ太陽 - YouTube

「イィケナイタイヨウォオォォオ〜〜〜」のサビが良い。
オレンジレンジの曲もいろんな懐メロがありますね。『上海ハニー』、『ロコローション』、『O2』などなど。個人的には『O2』が好きです。

『睡蓮花』 湘南乃風

「睡蓮花」MV - YouTube

言わずと知れたテンション上がる曲の代表曲の一つ。夏には必ず聴きたい曲でもあります。

『Brand New Myself』Charcoal Filter

Charcoal Filter - Brand-New Myself - YouTube

飲料マッチのCMソングとしても有名な懐メロ。歌詞が良い。

「ダメな自分を愛せはしない、強く生まれ変われ。やると決めたら背伸びはしない、身体一つでぶち当たれ」

あんまりメジャーではないけど、チャコールフィルターは名曲が多くて、他にも『はじけよう』とか『やさしさライセンス』とかも最高に良い曲です。

『あなたに』 MONGOL800

MONGOL800 / あなたに - YouTube

この曲が大好きって人はめっちゃ多いでしょう。モンパチの歴史に残る名曲。インディーズだったにもかかわらず、口コミだけで沖縄から全国へと人気が広がりました。

すごくシンプルなパンクソングだけど、だからこそダイレクトに胸にくるものがあるのかもしれない。

『エボ★リューション』 Mihimaru GT

Evo Revolution - Mihimaru GT - YouTube

『勇者ヨシヒコと魔王の城』のオープニング曲。ミヒマルだと『気分上々↑↑』も良い曲ですが、この曲が一番おすすめ。

ラップとメインボーカルの絡みもテンポが良く、ノリノリになれる曲です。

『RPG』 SEKAI NO OWARI

SEKAI NO OWARI「RPG」 - YouTube

SEKAI NO OWARIはどれもすごくファンタジックでメルヘンチックな曲ですよね。
ドラクエしながら聴きたくなるような曲。あと夜寝る前とかにも聴きたいですね。

他にも『Dragon Night』とか好きです。

『ヘビーローテーション』 AKB48

【MV】 ヘビーローテーション / AKB48 [公式] - YouTube

「だんだん近づくその距離にーMAXハイテンションー」のところのダンスが好き。

女の子には是非歌ってほしい曲。

『FLASH』 Perfume

[MV] Perfume 「FLASH」 - YouTube

映画『ちはやふる』のテーマ曲。

Perfumeの曲はテンションが上がる名曲多いですよね。さすが中田ヤスタカ氏。
個人的には他に、『Dream fighter』とか『微かなカオリ』が好きです。

『空に唄えば』 175R

空に唄えば FULL - YouTube

高校生の頃に超歌った曲。「朝が〜来るまで〜語り〜明かした〜」のサビが最高。
懐かしの友人や仲間と思わず酒を酌み交わしたくなる曲です。

『にんじゃりばんばん』 きゃりーぱみゅぱみゅ

きゃりーぱみゅぱみゅ - にんじゃりばんばん,Kyary Pamyu Pamyu - Ninja Re Bang Bang - YouTube

とにかくワクワク楽しく盛り上がりたい時はこの曲。『インベーダーインベーダー』や『PON PON』などきゃりーぱみゅぱみゅの曲メドレーでテンションあげましょう!

『女々しくて』 ゴールデンボンバー

女々しくて/ゴールデンボンバー PV - YouTube

テンションが上がる曲といえば、この曲でしょう。
もはや知らない人はいないのではと言えるほど、紅白でもお馴染みの『女々しくて』。
みんなでダンスを踊れば、テンションマックスなこと間違いなし!

『全力少年』 スキマスイッチ

スキマスイッチ / 全力少年 - YouTube

爽やかな良い曲。

『フルドライブ』 KANA-BOON

KANA-BOON 『フルドライブ』 - YouTube

とにかくテンション上げたいならこの曲。

フルドライブ、フルドライブ!

『アイデンティティ』 サカナクション

www.youtube.com

大好きなサカナクションの名曲の一つ。
妻夫木聡主演・ヒロイン北川景子の映画『ジャッジ!』のエンディングテーマにもなった曲です。
サカナクションでテンション上がる曲なら、他にも『夜の踊り子』や『バッハの旋律を聴いたせいです』もおすすめ。

『database』 MAN WITH A MISSION

MAN WITH A MISSION 『database feat.TAKUMA(10-FEET)』 - YouTube

狼の頭をしたバンド、MAN WITH A MISSION。彼らの曲もテンション上がるロックな曲が多いです。そんな中でも僕のおすすめはこの『database』です。ハイテンションで疾走感のあるロックはクールです。

『楽園ベイべー』 RIP SLYME

RIP SLYME - 楽園ベイベー - YouTube

テンション上がること間違いなしのリップスライムの楽園ベイベー。旅行の時とかこれから海行くぜーって時に聴きたい曲ですね。

『Glamorous Sky』 中島美嘉

中島美嘉 Glamorous Sky 2011live - YouTube

人気漫画を映画化した『NANA』のテーマ曲であり、中島美嘉自身が主演を務めるナナが映画の中で歌う曲でもあります映画上映当時、バンド仲間の男三人で観に行って、映画の内容よりも曲に感化されてました。

作詞作曲はラルクのhyde。さすがhyde。めちゃくちゃカッコイイ。

『READY STEADY GO』L'Arc〜en〜Ciel

Ready Steady Go L'Arc~en~Ciel - YouTube

ラルクの久々の再結成曲であり、アニメ『鋼の錬金術師』のテーマ曲にもなりました。

ラルクには他にもめちゃめちゃ名曲あるので、ぜひラルク特集もやりたい。

僕の個人的なおすすめとしては、他に『Honey』や『Dive to Blue』、『Stay Away』などなど。

『みかんのうた』 SEX MACHINEGUNS

SEX MACHINEGUNS - みかんのうた - YouTube

マシンガンズの名曲『みかんのうた』。みかんみかんみかん!!!

他にも『桜島』や『リサイクル』、『ONIGUNSOW』などなどテンンション上がりまくるヘヴィメタル曲が目白押しです。

『夏色』 ゆず

ゆず「夏色JLIVE SONGS - YouTube

言わずと知れたゆずの名曲懐メロ。一人ゆったり歌うのもよし、聞いてほっこりするのも良し。

『サバイバル』 GLAY

GLAY / サバイバル - YouTube

このPVが出た当時はバンドの本人たちが出ない斬新なPVと話題になった。サビの早口部分のスピード感が最高。

 

『そばかす』 JUDY AND MARY

JUDYANDMARY そばかす - YouTube

アニメ『るろうに剣心』のオープニング曲。懐かしいアニメソングの代表的な曲の一つですね。

るろ剣関連の曲はなぜか映画もアニメも良い曲づくしです。

『恋心』 相川七瀬

相川七瀬 恋心 - YouTube

女の子に歌ってほしい曲の一つ。1996年の懐メロですが、今聴いてもやっぱカッコイイ曲だよね。

『C7』 GO!GO!7188

C7 GO!GO!7188 - YouTube

女性らしい歌詞とバンドマンらしいカッコよさを兼ね備えたギャルバン。『浮舟』や『こいのうた』も有名ですが、「どうかこの夜が、朝にならないで」というサビ部分が女性らしい可愛い歌詞で好きです。

『SHAMROCK』 UVERworld

UVERworld 『SHAMROCK』 - YouTube

UVERworldもロックな感じで好きな曲の一つ。『クオリア』とかもカッコイイ。

 

『じょいふる』 いきものがかり

じょいふる いきものがかり - YouTube

みんなで盛り上がれる一曲。手を回して盛り上がりましょー!

 

『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』 サンボマスター

世界はそれを愛と呼ぶんだぜ/サンボマスター full - YouTube

ドラマ『電車男』のテーマソングであり、ロックバンド・サンボマスター初のトップ10入りした曲。全力感とメロディックな曲調がとても良い曲です。

『恋する季節』 ナオト・インティライミ

恋する季節 ナオトインティライミ - YouTube

春とかに聴きたい素敵な曲。恋してる人がウキウキして聴くと、さらにワクワク感がアップするかも。

『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』 Mr.Children

Mr.Children - シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~ - ap bank fes 12 LIVE - YouTube

ミスチルの好きな曲の一つ。他にもテンション上がる系なら『Sign』とか『youthful days』も良いですね。

『タマシイレボリューション』 Superfly

Superfly - タマシイレボリューション - YouTube

日本代表の応援曲。Superflyの力強い歌声に勇気とテンションが高まります。

 

『キセキ』 GReeeN

GReeeeN - キセキ - YouTube

ドラマ『Rookies』のテーマソングでもあります。歌詞がとても良い。

そしてゆっくりしたメロディーながら、力強いテンポにだんだん勇気づけられます。

 

『リライト』 ASIAN KUNG-FU GENERATION

ASIAN KUNG-FU GENERATION 『リライト』 - YouTube

アニメ『鋼の錬金術師』の第4弾オープニング曲。アジカンの曲はエモーショナルかつ歌詞の言葉選びが叙情的で素敵だ。

アジカンの曲では『未来の欠片』など初期の曲が特に好き。

『REDEMPTION』 Gackt

GACKT「REDEMPTION」 - YouTube

Gacktの曲の中でも一番好きな曲。ヴィジュアルロックがカッコイイ。とにかくテンション上がります。

Gacktなら他に『another world』や『君のためにできること』も良いよね。

『Battery』 SMAP

SMAP Battery 高音質 FULL - YouTube

USJのアトラクション『ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド〜バックドロップ〜』のオープンに合わせて、USJとSMAPがコラボした曲。今でもハリドリに乗ってる最中にかけるBGMとして選択できます。

SMAP初の全歌詞が英語の曲。フツーにカッコイイ曲です。

『大阪LOVER』 DREAM COME TRUE

大阪LOVER-DREAMS COME TRUE - YouTube

USJといえば、もう一曲忘れてはいけないのがドリカムの『大阪LOVER』。何度ここへ来てたって〜。

『DAN DAN心魅かれてく』 FIELD OF VIEW

FIELD OF VIEW DAN DAN心魅かれてく - YouTube

『ドラゴンボールGT』のオープニング曲。カラオケで歌いたい曲の一つ。
ドラゴンボールの思い出もあるけれど、未だに色褪せない名曲です。

『Butter-Fly』 和田光司

Butter-Fly Perfect Final Version - YouTube

アニメ『デジモンアドベンチャー』のテーマソングとなった伝説の名曲。デジモン好きなら、間違いなくテンション上がります。

デジモンといえばもう一曲、進化時のBGM『Brave heart』もテンション上がります。

『R.Y.U.S.E.I』 三代目 J Soul Brothers

www.youtube.com

 もはやテンションが上がる曲といえばこれでしょう。

ランニングマンのダンスで皆んなで盛り上がっていきましょう!

 

あとがき

いかがでしたでしょうか?本当に良い曲ってすごく多いなーって今回書いてて改めて思いました。

書いてて気づいたけど、懐メロやアニソンに偏りすぎてたかもw でもそれでモチベーション高まるなら良いよね!w

 

今回はテンションが上がる音楽特集でしたが、以前書いた「夏うた特集」の記事もオススメです。 

majicpie.hatenablog.com

 

次は大好きな洋楽編を書きたいと思います。

 

そして全くの余談なんですが、今回この記事書くにあたって、リストアップしたり、リンク貼ったりという作業に結構時間かかったんですけど、一度完成間近で、まさかの記事が全消えして大分凹んだんですが、なんとか再度ペタペタリンクを貼りました。

この作業以外と時間かかったわ。でも、自分で読み返しても楽しいし、今後の記事編集方法の教訓にもなりましたw

 

日々仕事や学校で忙しいあなたも、音楽を聴いてテンション上げていきましょう!

今回の記事が少しでもそのお役に立てれば嬉しいです。ではっ!

意外と知らないChromeでネット接続できない時だけ出来るミニゲーム

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Google Chromeで楽しめる裏技ミニゲーム

インターネットを見るブラウザとして、Google Chrome(グーグル クローム)を使っている人は多いでしょう。

 

実際、国内のブラウザシェアを見てみても、ChromeがInternet Explorer(通称IE)を抜いて28.87%とトップシェアを占めるまでになっています。

 

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(参照:webrage.jpデータより作成)

 

数年前まではIEが圧倒的なシェアをとっていましたが、Googleの成長に合わせてChromeの急成長も目を見張るものがありますね。僕も以前からブラウザはChromeをメインに使ってます。

 

そんなわけで、ブラウザはChromeを利用している人なら、一度はこんな画面を見られたことがあるのではないでしょうか?

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そう、インターネットに接続できていない時に表示される「インターネット接続がありません」の画面です。

 

この画面が表示されると、ネット接続がうまくできていないってことなので、さっさとネット環境を見直そうとしたり、更新してみたり、急いでいる時はイラっとしたりするだけですよね。

 

でも、実はGoogleならではのちょっとしたミニゲームが楽しめることを知ってますか?

 

「インターネット接続がありません」の言葉の上にいる恐竜のキャラクター、このキャラを使ってミニゲームができちゃうんです。

 

ミニゲームを始める方法

ゲームを始めるのはとても簡単。

「インターネット接続がありません」の画面が表示されると、キーボードのスペースキーもしくは↑矢印キーを一回押します。

すると、今まで固まっていた恐竜がいきなりジャンプして、ゲームがスタートします。

 

ミニゲームの内容

ゲームはいたってシンプルです。

恐竜がどんどん歩いていく中で、障害物をうまくかわして進んでいくというもの。

 

テレビゲームが登場したばかりの頃のような雰囲気です。でも、このゲームが単純ながら、逆にハマってしまいます。

 

触れるとGame Overになるもの

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恐竜が障害物に触れてしまうとゲームオーバーになります。

 

主な障害物は「サボテン」。

大きいものから小さいものまであります。

 

また、どんどん進んでいくと時々「プテラノドン」のような恐竜も登場します。こいつにも当たったらアウトです。

 

そして、時々昼モードから夜モードへ画面が切り替わります。切り替わるタイミングで、若干画面が見えづらくなるので注意が必要です。

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僕はまだハイスコアで2,000点くらいまでしか行ったことがないので、もしかしたらその先にはもっと色々な変化があるのかもしれません。

その先の展開をご存知の方は是非教えてください。

 

スマホでも楽しめる

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この裏技ミニゲームは、PCのみではなく、スマホやiPhoneからも楽しめます。

 

やり方は簡単で、インターネット未接続画面が表示されたら、画面をタッチ。

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すると恐竜キャラクターが動き出しますので、障害物の前で再度画面をタッチして避けていきます。

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まとめ

スマホでも移動中に接続できなくてイライラしたりする時がありますが、そんなイライラは今後必要ありませんね。

 

インターネット環境に接続できない場合でも、ユーザーを楽しませようとするGoogleのちょっとした気遣い・ユーモアが感じられる楽しいゲームです。

 

興味ある方はぜひ一度やってください。

ちなみに、インターネット環境が整っているけどやってみたいという場合は、PCならwifiをオフにしたり、スマホなら機内モードにするなどしてインターネットに接続できなくすれば、この画面が表示されます。

あえて接続できない環境にしてゲームを楽しむのもアリかもw

 

ではっ!

 

 

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『紅の豚』のポルコ・ロッソが豚になった理由を本気で考える

宮崎駿監督のジブリ映画作品はどれも大好きで何度も観てるんですけど、大人になってから大好きになった作品があります。

 

それが『紅の豚』。

紅の豚 [DVD]
紅の豚

 

子供の頃に観たことはあったものの、正直意味がよくわかっていませんでした。

何かサングラスかけたブタが空を飛ぶアニメ?くらいにしか認識していなかったと思う。(これだけ聞くと、飛んでブーリンやん)

 

で、最近また久しぶりに見たくなってDVDかけたんですよ。

 

映画を観ながら改めて思ったんですけど、

ポルコってマジカッコ良過ぎじゃね??

 

なんであんなにダンディーなん?顔豚なのに。なんなら豚でもないよくわからん生物になってるけど。

 

『紅の豚』ってストーリーだけでなく、様々な謎があるところもまた興味をそそられるポイント。中でも、『紅の豚』の主人公であるポルコ・ロッソが、なぜ”人間”から”豚”の姿になったのか。これは様々な憶測が飛び交う謎です。

 

そこで、ポルコが豚になった理由について、僕の勝手な感想を書いていこうと思います。

ポルコ・ロッソが豚になった理由を考える

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(参照:『紅の豚』より)

元空軍の英雄であるマルコ・パゴット大尉は、なぜ”豚”になったのか。

紅の豚ファンなら考えないではいられない疑問ですよね。この疑問を考えるのは非常にロマンというか、物語に対する魅力があります。

 

原作から考える”豚”の理由

おそらくのところ、現実的な理由としては、「特に理由・設定は決めていなかった」のではないかということが考えられます。

 

そもそも『紅の豚』は宮崎駿氏の雑想ノートに書かれた「飛行艇時代」が原作となっています。

原作にはフィオをはじめ、マンマユートやカーチスなどジーナ以外の重要キャラが登場しています。そして、もちろんそこにはポルコは”豚”として登場しています。

 

原作はコミカルな作品であり、特に”豚”である理由も記載なくつくられていた作品でした。しかし、これを映画化するにあたり、話が戦争や世界恐慌を背景とした深い話になったんですが、特に”豚”のキャラは変わらなかったので、そこに謎が生まれた…

 

というのが真相なのではないかなぁと思ったりします。

 

でも、これってファンとしてもあんまりおもしろくないし、原作者が考えていなかったとしても、すでに作品として存在している以上、鑑賞者である我々が勝手に理由を妄想して楽しむのは問題ないと思うので、やっぱり理由について考えてみたいと思います。

 

マルコが”豚”になった本当の理由

でも理由を考えるにあたっては、そもそも彼は豚になってしまったのか、あえてなったのか、その考え方からして見方は変わってきますよね。

 

ちなみに、ネットではポルコ・ロッソが自分で魔法をかけて豚になったという意見が多く存在しています。

「人間に幻滅し、自ら人間を捨てて、魔法をかけて豚になった」という説です。

 

AmazonのDVDのあらすじでも下記のようにあります。

イタリア空軍のエース・パイロットだった彼は、自らに魔法をかけて豚の姿になってしまったのだ。

amazon.co.jp

 

でも、僕の意見(妄想)としては少し違います。

もちろんほぼオフィシャルで「自分で魔法をかけた」という主張があるため、僕が異論をいうのは変な話ですけど、妄想する分には自由だろうから語りますねw

 

「失意の感情」が彼を豚に変えた

だって、自分で魔法をかけたと言っても、ポルコ(マルコ)は魔法使いではなく、普通の飛行艇乗りなので、魔法を使うというのは考えにくいし、豚以外の設定は全て現実的なストーリーからしてもどうかと思うわけです。

 

ただ、ポルコが自分が豚になったことを受け入れていることは間違いない。

 

フィオに語る過去回想シーンで、第一次世界大戦でのある空中戦の話が語られています。

激戦の末に、気づくと彼は一人雲の平原を飛んでいたという場面。すると、戦死した仲間たちが飛行艇とともに空へ上っていき、あの世へ続く飛行機雲のような飛行艇の列に加わっていきます。

 

その中には友人であり、自分が立会人を務めたジーナの婚約者ベルリーニも含まれていました。

 

仲間たちが天へ召されていく中、一人生き残ってしまい、気づけば海面すれすれを飛んでいたマルコ。

 

「もう戦争は嫌だ。殺し合いは嫌だ。そんな人間でいたくない」という戦争とその戦争を起こした人間というものへの絶望と諦め。

 

そして、仲間や友人が死んでいき、自分だけが生き残ってしまった”孤独感”。

 

その感情が、彼を人間から豚へと変えたのではないかと思います。

 

そういう意味ではもちろん”魔法”なのですが、ハリポタ的に自ら呪文を唱えて変身したのではなく、中国の古書『山月記』に登場する李徴が自己の強い感情によって”虎”になってしまったように、マルコ・パゴット大尉の強い失望の感情が、己の姿を”豚”へと変えさせたのではないか、と考えています。

李陵・山月記 (新潮文庫)

李陵・山月記 (新潮文庫)

 

 

だから、ポルコは自分が豚になったことを素直に受け入れ、人間に戻りたいというような素振りを一切見せませんし、むしろかつて人間だった頃の自分を消し去りたい様子が伺えます。

 

実際ジーナとの会話の中で、「この店で一つだけ気にくわねぇのは、あの写真をはずさねぇことだ」と言っています。

また、フィオに対しては「フィオを見てるとな、人間も捨てたもんじゃねぇって、そう思えてくるぜ」と語っており、”人間”というものに対する軽蔑・失望が伺えます。

 

ポルコ・ロッソが人間に戻る方法

そのように考えると、ポルコ・ロッソが豚の姿から再び人間に戻るのは、人間への希望を取り戻し、人間として生きる力、そして人間として誰か(ジーナ)を守り愛する心が戻ることが大切なように思えます。

 

ラストシーンでフィオが別れ際にポルコにキスをした後、画面には写っていませんが、彼が人間に戻っていることが示唆されているシーンがあります。

それはフィオという人間への信頼の心と、ジーナに対する愛が再び彼を人間へと変えたのかもしれません。(ちなみに宮崎駿監督曰く、ポルコは完全に人間に戻ったのではなく、また豚になったと述べられています)

 

あとがき:こんな見解もありました

他のブログなどを読んでいたら、「ジーナを愛するわけにはいかない気持ちから豚になった」という説がありました。この説も一理ありますね。

hocori-house.com

 

彼が豚になった理由は公開されてませんし、何が正解かは誰にもわかりませんが、こういうことをみんなで妄想し合いながら、自分の見解を話し合うのが楽しいですね。

 

映画見た後だけど、再び見たくなってきた。 何度見ても楽しい、男のロマンが詰まったカッコイイ映画だな。

 

カッコイイとは、こういうことか。

 

 

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万城目学のおすすめ小説と映画をランキング形式で紹介する

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(映画『鴨川ホルモー』より)

 今回は大好きな万城目学小説で個人的にオススメしたい作品をご紹介したいと思います。

 

小説(本)だけ紹介しようと思ったんですけど、こんだけ映画化してて、しかも全部観てるなら、合わせて紹介したほうが良いなと思い、小説と実写版を感想をふまえてご紹介しまーす。  

万城目学とは?

万城目学さんは、処女作の『鴨川ホルモー』が2006年に第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、衝撃的にデビューしました。

その後も出す作品がことごとく直木賞候補に挙がっています。なんと9作品中3作品が映画化、1作品がテレビドラマ化されるという、大人気作家です。

 

このように書くと、非常に順風に作家人生を歩んでおられるようですが、デビューするまでの道のりはとても過酷だったようで、作家になることを決意し、会社を退職したものの、全く芽が出ず、辛い期間が数年あったことを雑誌やエッセイで述べられています。

 

苦労人であり、一躍人気作家へ躍進された万城目さんの作風は、「万城目ワールド」と呼ばれ、独特の世界観、誰も思いつかないような奇想天外なストーリーが繰り広げられるファンタジー小説です。

僕も学生時代からとても好きな小説で、その世界観に圧倒されながら、楽しくて何度も読み返してました。

 

個人的におすすめしたい万城目学小説&映画ランキングまとめ

というわけで、これまで読んできた作品の中から、特にオススメしたい作品を僕の完全なる独断と偏見でランキング形式で感想と合わせて紹介したいと思います。

 

6位 プリンセス・トヨトミ

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)

 

万城目学小説の「関西三部作」のうちの一つ。

「その日、大阪が全停止した」。このキャッチコピーが謎と広大なスペクタクルを感じさせます。

 

大阪城の地下に実は「大阪国」が存在している。そして、大阪の男たちはあるものを守るために、代々400年に渡って受け継がれ、守られてきたことがある。

そんなことは知らずに大阪へとやってきた会計検査院のメンバー。それぞれの思惑と誤解が重なりあった時、ついに全大阪人が立ち上がる。

 

「大阪国」とは何なのか、そしてタイトルから謎めいている「プリンセス・トヨトミ」、豊臣の姫とは一体何者なのか。

 

これまで大学や高校などの学校を舞台にしていた万城目ワールドが、会計検査という特殊業務のビジネスマン、そして大阪全体を舞台にして、スケールアップしています。

 

個人的にはこのスケール感やミステリー感も楽しく読めましたが、ただクライマックスの盛り上がりに欠ける部分があったり、少年の設定をなぜこんな複雑な設定にしたのかなどちょっと残念に思う部分もなきにしもあらず。

 

 

映画では、登場人物の設定が本とは異なる部分が幾つかあり、重要キャラの性別が変わっていたり、 重要と思われるシーンがカットされたり省略されたりしており、あまり評判は良くありませんが、この予告はめちゃくちゃカッコイイ。

 


映画 『プリンセス トヨトミ』 予告編

 

「本の方が良いじゃん」と思ってしまうところがありますが、万城目ファンなら一度観てみるのも良いかと思います。 

 

プリンセス トヨトミ DVDスタンダード・エディション

プリンセス トヨトミ DVDスタンダード・エディション

 

 

5位 ホルモー六景

ホルモー六景 (角川文庫)

 

 全6編からなる『鴨川ホルモー』の続編小説。

ただ、単なる続編とは違い、『鴨川ホルモー』では語られなかった登場人物たちそれぞれの舞台裏が描かれています。

これを読めば、鴨川ホルモーでスルーしていた部分も「あぁ、なるほど、そういう経緯があったのか」と納得できます。それも無理やり後付けした感がないところがすごい。

 

各短編ごとに時系列も登場人物も異なるにもかかわらず、最終的には一つのストーリーとなっていることに気づかされ、そして「未来のホルモー」へと繋がっていく布石になっていることに驚かされる。

 

このようなところがさすが万城目作品だと思う。単なる続編でない、ファン心をくすぐる作品です。

ちなみに、映画版では『ホルモー六景』で登場する人物も描かれていたりするので、ホルモー読んだ後はマストで読むことをお勧めします。

 

4位 偉大なるしゅららぼん

偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)

 

滋賀の「琵琶湖」を舞台に繰り広げられるSFストーリー。

 

「湖の民」として不思議な力を与えられた二つの一族。代々にわたり争ってきた彼らの対決の最中、二つの一族の未来を大きく揺るがすことが起こった。

不思議な力の謎、そして憎み合っていた二つの一族の末裔同士が協力し、ついには「しゅららぼん」を起こす。

 

しかし毎回よくこんなわけわからないタイトルが思いつくなー。しかも何かカッコイイし。

 

そして、この作品も2014年に実写化され、映画公開されました。

設定が多数変わっている部分がありますが、大枠の流れは小説と同様です。

 


『偉大なる、しゅららぼん』予告編

 

濱田岳が日出淡十郎役、岡田将生が日出涼介役を演じています。また、グレート清子のキャラは大幅に変更され、深田恭子が演じています。

 

時間や予算の都合もあるのでしょうが、涼介の恋物語や浩介のことは語られず、二度づけ禁止ルールについても詳しく述べられなかった点は残念だったりしますが、この小説をよく実写化したなと単純に楽しめます。

偉大なる、しゅららぼん プレミアム・エディション [Blu-ray]

偉大なる、しゅららぼん プレミアム・エディション [Blu-ray]

 

 

ちなみに、しゅららぼんは『ジャンプ改』にて関口太郎氏により漫画化もしてます。

興味がある方はこちらもチェケラされてもいいかと思います。

 

3位 とっぴんぱらりの風太郎

とっぴんぱらりの風太郎

 

万城目学初の歴史小説であり、「大阪の陣」を舞台にした時代小説。

 

主人公はさえない伊賀の忍び、風太郎(ぷうたろう)。名前の通り、忍びとしての任務を解かれた後にニートのようにプータローをして過ごしていたが、あることを皮切りに徐々に歴史を動かす裏舞台へと動き始める。

 

そして実は『プリンセス・トヨトミ』へとつながる伏せんの作品でもあります。

 

この作品でも万城目ワールドは健在で、コメディ要素もふんだんに盛り込まれ、笑いながら読んでいけます。

しかし、これまでの万城目学作品と違い、本当の"戦(いくさ)"で、戦いの最中、忍びという任務からも仲間が死んでいったり、自身も傷ついていきます。そういう戦の残酷さも描かれています。

 

そして、感動のクライマックス。万城目学の作品で笑って涙するのではなく、感動で泣きそうになります。何のために生きるのか、自分を犠牲にしてまで守りたいものとは何か、そんなことを考えさせられる名作です。

 

2位 鹿男あをによし

鹿男あをによし (幻冬舎文庫)

 

奈良を舞台にした奇想天外なファンタジー。 

僕が万城目小説を初めて読んだのがこの物語です。

 

奈良の女子高へ赴任してきた教師(おれ)が、奈良公園で出会った人の言葉を話す不思議な鹿の命を受け、日本の危機を救うために"サンカク"と呼ばれるものを取り戻そうと奮闘するストーリー。

 

この小説は2008年にテレビドラマで放送されました。主役は玉木宏、堀田イト役を多部未華子、藤原道子役を綾瀬はるかが演じています。

濱田岳と綾瀬はるかは、万城目学の実写化作品には二度も出演しており、どちらもコミカルなキャラとして重要な役割を果たしていますね。

 

このテレビドラマはとても面白かった。コメディながら謎を解き明かしていくミステリー要素も含んでおり、小説とは違った意味でクオリティの高い作品に仕上がっていると思います。

エンディングテーマの曲もとてもカッコ良かった。

鹿男あをによし DVD-BOX ディレクターズカット完全版

鹿男あをによし DVD-BOX ディレクターズカット完全版

 

 

ちなみに、こちらも漫画版が出ています。

鹿男あをによし 第1巻 (バーズコミックス)

鹿男あをによし 第1巻 (バーズコミックス)

 

 

1位 鴨川ホルモー

鴨川ホルモー (角川文庫)

 

そして僕が選ぶ第1位は、やっぱり『鴨川ホルモー』。

万城目氏の処女作であり、京都を舞台に京都の大学生が繰り広げる奇想天外なストーリー。そして、ファンタジーながら、自分の学生時代を思い出しながら、どこか懐かしく読める楽しい作品です。

 

二浪して京大へ入学した新入生の安部。彼は葵祭のバイト帰りに「京都大学青龍会」という超怪しいサークルへ勧誘され、バイトで知り合った同じ大学の高村と新歓コンパへ参加することになる。物語はそこからスタートする。

京都大学青龍会は、実はいにしえの時代から伝わる「ホルモー」という競技を行う一団であり、主人公たちはホルモーを別大学と戦いながら、青春時代を駆け抜けていく。

 

笑いあり、恋愛あり、大学生に戻りてぇー!と思わず思ってしまう最高の名作です。

 

また、万城目初の映画化された作品でもあります。映画は2009年に公開されました。

 

主役の安部を山田孝之が演じ、"凡ちゃん"こと楠木ふみを栗山千明、高村を濱田岳が演じています。

鬼語は小説版とは異なり、映画オリジナルのものになっています。

 

www.youtube.com

 

小説とは異なり、京都大学青龍会ブルースが楠木ふみの軍師のごとき活躍でトーナメントを勝ち抜いていく部分が描かれなかったことが残念ですが、それを差し引いても映画ならではのおもしろい作品になっていると思います。

鴨川ホルモー [DVD]

鴨川ホルモー [DVD]

 

 

また、鴨川ホルモーは同2009年に舞台化もされており、舞台版では安部役を映画版でライバルの芦屋役を務めた石田卓也が演じており、また早良京子役は映画版で早良京子を演じた芦名星が再び務めています。

 

万城目学作品の主人公の共通する特徴

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(映画『鴨川ホルモー』より)

 

上記の物語の主人公たちは、学生だったり、教師だったり、忍者だったり、ビジネスマンだったりと、職業も年齢も設定が異なります。

 

しかし、万城目学作品には、ほとんどの主人公に共通している性格的な特徴があります。

それが、主人公が「劣等生」だということ。

もちろんホルモーに参加できたり、鹿と話せたり、湖の民として特殊な力を持っている人物ではありますが、どこか頼りなく、その一員としてはできの悪い方として位置付けられてしまうようなキャラクターです。

 

よくある主人公像は、登場する人物の中でも特に優れた能力を持ち、その能力でどんどん道を切り開いていくっていう感じですが、万城目学が描く主人公は、パッとしないどこにでもいそうな人物です。

そして、その主人公の友人や周りに、もっと優れた力を持つ人物がいて、主人公はちょっとキョドリながらも、その人物たちと協力したり、張り合いながら物語が進んでいきます。

 

でも、そんな主人公だからこそ、より一層自分と主人公を重ね合わせることができ、物語の世界に没頭することができる。

頼りない自分が、少しずつ成長し、能力がある優秀なライバルたちに引けを取らない力を発揮していける。そんな勇気やモチベーションを高められる作品だからこそ、万城目ワールドに人は惹きつけられるのかもしれないなと思います。

 

個人的におすすめな万城目学エッセイ

ザ・万歩計 (文春文庫)

万城目学の作品は奇想天外な小説が代表的ですが、ちょこちょこ出してるエッセイも実はおすすめです。

エッセイも色々出てますが、僕のおすすめとしてはやはりエッセイ一作目の『ザ・万歩計』ですね。

 

万城目氏の半生が綴られ、どのようにして小説家になったか、鴨川ホルモーが生まれた経緯など、ファンとしてはとても知りたい裏話も語られています。

小説作品のように、奇想天外でめちゃくちゃ笑えるっていうものではなく、ほのぼのと読んでいく内容です。なので、人によっては物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、これはこれで味のある文章で面白いです。

 

万城目ワールドが大好きな方は、一読されても良いかと思います。

 

実は読んでいないので読みたい作品

バベル九朔

今回は『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』や『悟浄出立』 については書きませんでしたが、かのこちゃんも動物好きにはたまらない涙なしでは読めないストーリーでおすすめです。タイトルからはイメージしにくいですが、実はSFチック、ファンタジックな内容です。 『悟浄出立』は短編集です。

 

2016年3月に新たに出版された『バベル九朔』は実はまだ読めていません。

早く読みたいと思いながらも、あらすじとか口コミを見てるとどうなのかと思い、まだ手がつけれていませんでした。でも、やっぱり万城目ファンとして、自分自身で読んで確かめることが大切ですね。ってことで読みます。

 

 

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